ティエラリンドは、オガワの最高峰ツールームテント「ティエラシリーズ」のミニ版です。
こんにちは、むひろです。
まず「ティエラリンド」ってどういう意味か気になって調べてみました。
はっきりしたことは分かりませんが、「ティエラ(tierra)」も「リンド(lindo)」もスペイン語だと思われます。
スペイン語でしたら「ティエラ」は『大地』、「リンド」は『かっこいい』という意味。
ちなみに「lindo」は男性名詞で『かっこいい』、「linda」は女性名詞で『かわいい』になります。
テントの名前に男性名詞の「lindo」を使っているので『かっこいい』が最適の解釈かなと思います。
でも、個人的には見た目は『かわいい』部類に入るのに、なぜ「リンド」なのか。
それはきっと、オガワが自信を持ってリリースしているハブ構造の骨組みにありそうな気がします。
「小さくても頑丈でしっかりしている」
そんな可愛くても強い男の子をイメージしてネーミングしたのかな〜と、勝手に解釈してみました。
それでは、オガワの最高峰ツールームテント「ティエラシリーズ」のミニ版「ティエラリンド」のご紹介です。
ティエラリンドはオガワ最高峰のツールームテントのミニ版
◆ティエラシリーズに最小最軽量モデルが登場。
使いやすく無駄のないサイズ感とティエラならではの快適装備、しかも設営も簡単。お子様がまだ小さいご家族やカップルなど少人数のキャンプに最適です。
・通風と換気性を高めるメッシュパネルを装備。
・室内の換気効率を高めるベンチレーターを装備。テント内部からも換気調整可能。
・コンパクトながら広々としたリビングスペース。
・前面フラップを張り出せばよりゆったりとしたリビングスペースをつくります。
・たてやすいフレーム構造 セルフスタンディングテープによりフレームが自立。(引用:キャンパルジャパン)
サイズ | 設営時:445×287×180cm 収納時:70×28×28cm |
素材 | フライ:ポリエステル75d(耐水圧1,800mm) インナー:ポリエステル68d グランドシート:ポリエステル210d(耐水圧1,800mm) ポール:6061アルミ合金(φ13mm) |
重量 | 総重量(付属品除く): 9.4kg 付属品重量: 約3.6kg [内 容] フライ:約3.6kg インナーテント:約2.1kg ポール:約3.7kg |
付属品 | 張り綱、アイアンハンマー、スチールピン、ステンディングテープ、収納袋 |
カラー | サンドベージュ×ダークブラウン |
「ティエラリンド」は、親子3人が丁度よく過ごせるサイズのツールーム。
小さめのサイトでも設営できるので、キャンプ場を選ばないのが魅力。
どんなサイトにもマッチして、設営も簡単。
コンパクトにキャンプを楽しみたい人にはピッタリのテントです。
もちろんカップルなら、余裕を持って使うことができるので理想の大きさではないでしょうか。
特徴
- コンパクトながら広いリビング
- 親子3人ゆったり休める寝室
- フルメッシュ
- 立てやすいフレーム構造
①コンパクトながら広いリビング
約270×225cmのリビングは、たたみ4畳分ほどの大きさ。
壁も垂直に近い形状でデッドスペースも少なく、天井までの高さは180cm。
背の高い人は頭がついてしまいますが、一般的には普通に立って歩けるリビングスペースです。
また、たたみ4畳分ほどですと、椅子3脚、テーブル、クーラーボックス、棚がピッタリ幕内に配置できそう。
お座敷スタイルにすれば、4人でもくつろぐスペースがとれそうです。
②親子3人ゆったり休める寝室
(画像の緑色のマットはティエラリンド専用のグランドマットです)
寝室は225×175cmと親子3人なら十分の広さ。
また、ダブルベッドの幅が140cmですので、横幅175cmあればカップルなら広々使えますね。
少し斜めに寝たり、丸まって寝る人なら縦方向に寝室が使えるので、小学生の親子4人の家族でも使えそう。
逆にソロでの利用だとやや大きめかな。
オプション
ティエラリンドには、専用の「グランドマット」「マルチシート」「ライナーシート」があります。
「グランドマット」は、上の画像のインナーテントの中に敷いてあるクッション性のある緑のマットのこと。
「マルチシート」は、インナーテントの外側に敷くテントを保護するためのシート。
「ライナーシート」は、日差しと結露した水滴の落下を防ぐためのシートです。
この上画像のリビングの天井についているのが「ライナーシート」。
マルチシートは、ブルーシートでも代用できます。
③フルメッシュ
前室の3面と後ろの4面全てメッシュになります。
これは嬉しいですね。
全てメッシュになると、インナーテントを外してシェルターとして使った時にも虫の侵入を防げますので非常に重宝します。
わたしの持っている「ヴィガス」は後ろにメッシュがないので羨ましい。
(出典:キャンパルジャパン) こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 発売されて約1年経ちますが、その発売からずっと気になっているテントの1つが、小川のヴィガスです。 […]
④立てやすいフレーム構造
ティエラシリーズはスノーピークのツールームテントのように、スリープにポールを通して設営しません。
先に骨組みを立ててから、幕体(フライシート)を被せる構造です。
この立て方のメリットは、幕体を地面に置かずに設営できるので、地面が泥々の時などは幕体を汚さずに設営・撤収できること。
また、フレームがテントの内側にあるので、ランタンなどを吊るす場所にも困らないという利点もあります。
先に骨組みを立てるなんて、設営が難しそうと思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。
むしろ設営中に風の影響を受けることが少ないので、風が強い時でも比較的設営が容易。
スリープ式のように、フレームが組み上がっていない状態で幕体を立ち上げると、ポールにかなりの負担がかかります。
そこに突風が吹いたりするとあっけなくポールが曲がってしまうので、風のある時の設営は気をつけなくてはいけません。
しかし「ティエラリンド」は、フレームが組み上がってから幕体を被せるので、風の影響を受けにくいのです。
最後に幕体を被せる時に身長がないと大変ですが、台や棒などを使えば簡単にクリアできます。
上の画像のように小さい子供に棒を持たせてツンツンさせれば、喜んで設営を手伝ってくれそうですね。
このようにフレーム構造は、設営のしやすい立て方ですので初心者にもオススメです。
次項で設営の仕方を見ていきましょう。
設営の仕方
- セルフスタンディングテープを広げてペグダウン
- 長い「X型」のポールを4角に固定する
- 短いポール2本を「X型」ポール中央にあるハブに差し込んでそれぞれ固定する
- 前室用のアーチポールを取り付ける
- インナーテントを取り付ける
- フライシート(幕体)を被せる
- 張り綱をして完成
既存の「ティエラシリーズ」と違って、セルフスタンディンブテープがきっちりとした長方形ではないので、最初のセルフスタンディングテープの形を整えてペグダウンするのがちょっと手間がかかりそう。
机上の理論ですが、セルフスタンディングテープのペグダウンの仕方を考えてみました。
設営の妄想その①
中央の長方形だけペグダウンして、外側の四隅はペグダウンせずにフリーにしておきます。
そして「X型」ポールを四隅に取り付ければ、自然とセルフスタンディングテープの形ができていると思います。
そのあと四隅をペグダウンすれば、比較的簡単に形が整ったペグダウンができそうだけど、どうだろう。
設営の妄想その②
もしくは四隅のフロント部分2箇所(灰色部分)のみをペグダウンしてから、「X型」ポールを取り付けてペグダウンしていくのどうかな。
あとはサイドのポールを取り付けてからペグダウン、最後に前室用ポール取り付けてペグダウンの順。
もしこの方法を試してみて、全然ダメでしたらご連絡ください。
お詫びと共に訂正させていただきます。
それ以外は特に難しいポイントはありません。
もし、風が強い時は、風上側の角だけバックルで幕体(フライシート)を固定してから被せます。
風の力をうまく利用すれば、比較的簡単に幕体(フライシート)を被せることができます。
親子3人、カップルに丁度良いサイズ
- コンパクトながら広いリビング
- 親子3人ゆったり休める寝室
- フルメッシュ
- 立てやすいフレーム構造
「ティエラリンド」は、少人数のキャンプにピッタリのテント。
丁度良い大きさで、どんなサイトにもピッタリ収まるコンパクトサイズ。
カップルなら余裕を持って使えるし、親子3人ならピッタリサイズ。
とっても小回りがきいて使い勝手の良いサイズ感が「ティエラリンドの」魅力。
しかも、歴代の「ティエラシリーズ」と同じフレーム構造なので、強度も十分。
見た目の良さだけじゃなく、強度も兼ね備えている「ティエラリンド」はコンパクトツールームを検討している人にピッタリ。
また、荷物の多い人はコンパクトなテントにすれば、持っていくギアを厳選できるので、道具の見直しが自然とできそうです。
今度のキャンプは魅力いっぱいの「ティエラリンド」で、丁度良いコンパクトキャンプをしてみませんか?
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画像は「キャンパルジャパン」「XEBIO」さんからお借りしました。