主に個人的に興味のあるキャンプ道具やキャンプに使えそうなものの紹介。

【ヴィガス】一人での設営方法と撤収の仕方

「ヴィガス」の初設営に手こずったむひろです。

 

「ヴィガス」は、対角線上に長いポールをはめ込んで設営します。

この長いポールを立ち上げるときに注意しないと、ポールが大きく曲がる原因に。

 

「ヴィガス」のポールの剛性はやや低く、力任せにやって盛大に曲げてしまっている人を散見します。

そうならないためにも、できるだけポールに負担がかからないように設営することが大切。

 

何度か繰り返し設営をしてみて、個人的にベストな方法を構築しましたので、ご紹介させていただきます。

「ヴィガス」の一人設営手順

取扱説明書に2人での設営方法が載っています。

 

一人で設営するにはこの説明書通りのやり方だと大変でしたので、一人設営用の手順とコツのご紹介です。

 

設営時間は、写真を撮りながら15分程度

慣れれば10分かからず設営できると思います。

 一人設営手順 

  1. 幕体を広げる
  2. 長い2本のポールをスリープに通す
  3. ポールを前室側のグロメットに刺す
  4. 右後側からポールをグロメットに固定
  5. 中央のクロス部分を持ち上げる
  6. 前室用のポールを取り付ける
  7. ひさし用のポールを取り付ける
 コツ 

  • 幕体は必ず後側から持ち上げること
  • 力任せにポールのみで立ち上げようとしないこと

「ヴィガス」のポールを通すスリープは、後ろ側(寝室側)に長くなっています。

そのため前室側から幕体を立ち上げようとすると、後ろ側にポールの遊びができにくいためポールを固定するのが大変です。

ここで力任せにやって、ポールを曲げてしまう人も多いと思います。

 

設営するときは「後ろ側」から立ち上げるのが無難です。

また、立ち上げる時も、ポールに負担のかかりそうな箇所は必ず手で持ってサポートしてください。

 

それでは設営手順にそってみていきましょう。

 

①幕体を広げる

幕体を広げます。

メッシュが付いている方が前室側(前方)です。

画像ですと、左側が前室側(前方)になります。

 

②長い2本のポールをスリープに通す

2本の長いポールをクロスさせて、幕体のスリープに通していきます。

ポールが長いので、サイトが狭いときは組み立てながら通していきましょう。

 

ポールをスリープに通す時は、多少通し辛くても必ず「押しながら」スリープに通してください。

反対側からポールを引っ張ってしまうと、「ポールの接続が甘く」なり破損の原因になります。

 

ポールの破損の原因は「ポールの接続が甘い」ことがほとんどですので、注意してください。

 

③ポールを前室側のグロメットに刺す

ポールを通したら、前室側のグロメットに固定しましょう。

「ヴィガス」は後ろ側から立ち上げる方が楽です。

 

④右後側からポールをグロメットに固定

右後方からポールを「グッ」と押し込んでいきます。

 

するとこんな感じで幕体に張りが出てきます。

ちなみに、右後ろ側からポールをはめ込む理由は、クロスするとき右後ろ側のポールが上になるからです。

 

画像を見ても分かる通り、上にポールがない分、外側に広がりやすくなるのでポールの固定が楽になります

 

また、ポールは上に立ちあげないで、寝かせたまま横へ広げるようにして固定してください。

このように寝かせたまま右後ろ側のポールを固定します。

 

一人で上に持ち上げるようにして固定すると不安定で、設営難易度が上がりますし、ポール一本で立ち上げている時は風に非常に弱いのでお勧めできません。

 

⑤中央のクロス部分を持ち上げる

クロスしているこの部分を持って立ち上げていきます。

 

上側のポールを持ちながら下側のポールを押し込んでいきます。

 

ここまできたら、幕体を引っ張りながらポールをどんどん押し込んでいきます。

 

あとは、左側後方のグロメットにポールを固定します。

 

立ち上がりました。

 

⑥前室用のポールを取り付ける

中古ですので、すでにポールに曲がり癖がついています。

 

⑦ひさし用のポールを取り付ける

ひさし用のポールを屋根のスリープに通していきます。

 

サイドのハトメにポールの先端を差し込むだけです。

 

完成!

この後ペグダウンをしていきますが、風がなければテント4角で十分そうです。

 

撤収方法

インナーテントの上に、幕体前室部分を折り曲げて重ねます。

はみ出ている部分も、インナーテントのボトムの上に収まるようにのせてください。

 

長辺を3つ折りにします。

上の画像ですと、画像の上と下を折り曲げて重ねます。

 

あとは巻くだけ。

 

この時、寝袋を巻くように足を乗せて体重をかけて巻くときれいに巻けます。

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足を乗せて体重をかけてたたむと、袋の中はこれぐらいの余裕ができます。

 

余裕を持ってすっきり収納できました。

 

まとめ

「ヴィガス」を初めて設営した時は、説明書の写真の通り、前室側から立ち上げてしまったので、とても大変でした。

 

第一印象では、

「これは設営の大変なテントを買ってしまったな。失敗したかも。」

と思いました。

 

それからネットなどで設営方法を検索してみるも、撤収の仕方はあっても、詳しい設営の方法を検索できなかったので、自分なりにまとめてみました。

 

今回ご紹介した方法で設営すれば、かなり簡単に設営することができると思います。

また、力を入れすぎた為のポールの変形を、極力防ぐことにもなります。

 

ただし、ご覧いただいてお分かりの通り、設営時はポールが長いので非常に風に弱い幕体です。

 

風の強い時はペグダウンをして、幕体の立ち上げをなるべく早く短時間で済ますことが肝心です。

組みあがってしまえば、比較的風に強いテントのようですので、それなりに安心できます。

 

いかがでしたでしょうか。

「ヴィガス」の設営で、立ち上げの時に苦労している人は参考にしてみてください。

だいぶ設営が楽になりますよ。

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