こんにちは。オシャレなホワイト2ルームテントを入手したむひろです。
最近のテントの傾向はアースカラーを基調とした落ち着いたデザインが主流。
そんな中「SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント」は白をベースにアクセントで模様を入れており、とてもオシャレなデザインが特徴。
しかもただ白いだけではなく、コールマンで人気のダークルームシリーズと遜色ない遮光技術で暑い夏対策にも最適。
もちろんスカートも付いているので寒い冬もへっちゃら。
まさに「SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント」はオールシーズン用のテント。
それでは早速、魅力いっぱいの「SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント」のご紹介です。
SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント
サイズ | 約540×340×高さ200cm |
収納サイズ | 約75×30×30cm |
インナーサイズ | 約280/270×240×高さ180cm |
重量 | 約15kg |
定員 | 4~6人用 |
仕様 | キャノピー、メッシュドア、ベンチレーション、コード引き込み口、メッシュポケット、ランタンハンガー |
素材 | フライシート:150Dポリエステルオックスフォード (耐水圧10,000mm) インナーテント:190Tポリエステルタフタ フロア;300Dポリエステルオックスフォード (PU防水、PVCシムシール、耐水圧4,000mm) フレームポール:7001アルミ合金(直径約16mm) |
付属品 | フライシート、フレームポール×4、ペグ6mm×20cm、ロープ、キャリーバッグ |
設営手順
- 幕体を広げる
- 中央2か所に赤いポールを挿入
- 前後2か所にグレーのポールを挿入
- バックルをつけて幕体の4隅をペグ打ち
- インナーテントの取り付け
- オプションのルーフシートの取り付け
※必要に応じて張り綱&ペグ打ちをしてください。
1、幕体を広げる
テントを建てたいところに幕体を広げます。
この時メッシュの付いている方が前方になります。
2、中央2か所に赤いポールを挿入
最初の一本目のポールは幕体を寝かしたまま弓なりに挿します。
二本目のポールを刺すときに一本目のポールを持ち上げるようにして組み立てます。
3、前後2か所にグレーのポールを挿入
前後のグレーのポールを挿していくと、テントの形が出来上がってきます。
4、バックルをつけて幕体の4隅をペグ打ち
ポールにテント本体についている黒いバックルを取り付けたら、四隅をペグ打ちして完成。
必要に応じて張り綱&ペグ打ちをするようにしてください。
5、インナーテントの取り付け
まずはグランドシートを敷きます。
オプションのグランドシートはテント内全部を覆ってしまうことができるので、今回は半分に折って使いました。
インナーテントは吊り下げ式なので、テント内の天井に付いているリングに引っ掛けるだけです。
テント下部も同じようにポール下部のところにあるリングに引っ掛けていきます。
取り付けるとこのようになります。
ちなみに「Outdoor Base」のロゴが付いている方が前側です。
6、オプションのルーフシートの取り付け
ルーフシートの前側に赤い紐が付いています。
赤い紐の付いていない方をテントの後ろ側に固定したら、赤い紐を左右から二人でもって前方に移動しテント前部で固定する。
固定したら赤い紐はテントにつかないよう束ねておきましょう。
そうしないと赤い紐が色落ちしてテントについてしまいます。
朝気付いて赤く垂れている部分を拭きましたが、赤い色が薄くテントに残ってしまいました。
特徴
「SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント」は台湾のメーカーである「アウトドアベース」がリリースする遮光性能に優れたテント。
SKYPAINTER(スカイペンター)シリーズは「PolarNight」技術によって完全遮光されるそうです。
台湾では発売開始後すぐに売り切れるほどの大人気だった「SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント」の特徴をまとめてみました。
Good Point
- オシャレな外観
- 高い遮光性
- サイドウォール付き
- 大きいサイドメッシュ
Not good Point
- 結露しやすい
- インナーテントがナイロン生地
- サイドドアがない
- 外側に寝室用の窓がない
- 背面メッシュがない
「SKYPAINTER(スカイペンター)1LDKファミリーテント」は以降「1LDKファミリーテント」と記載させていただきます。
GoodPoint
オシャレな外観
写真を見ていただくわかる通り、とてもオシャレな外観です。
同じような仕様でコールマンのダークルームテクノロジーを使った「タフスクリーン2ルームハウス+」がありますが、見た目は断然「1LDKファミリーテント」の方がスタイリッシュで好みです。
またアクセントで入っている模様がただのデザインではなく、室内の明かり取りとして機能しています。
室内から見るこの模様が、キャンプに来ているテンションをさらに上げてくれます。
また夜間の「1LDKファミリーテント」の佇(たたず)まいも素敵です。
窓から溢(こぼ)れる三角の光がなんとも言えない優しさとおしゃれさを演出します。
高い遮光性
「1LDKファミリーテント」は、「PolarNight」技術で「光を完全にシャットアウト」。
この夜の写真から模様以外のところは光を透過していないことがわかります。
この高い遮光技術により、夏の暑い日差しもシャットアウト。
ただし遮光してしまうと室内が暗くなってしまいますが、テントに施されている模様のところは光を通しますので、昼でも真っ暗なんてことはありません。
室内から見る天井の模様はちょっとしたステンドグラスのようで、キャンプのテンションを上げてくれます。
ただし、真夏はこの天井からの光が強くなることが予想されますので、別にルーフシートをつけることをお勧めします。
サイドウォール付き
サイドウォールが標準で付いているのは嬉しいポイント。
サイドウォールがあると雨や風の吹き込みを防いでくれたり、日の光をさえぎることができます。
またこのサイドウォールを開くことによって、フロントキャノピーの日陰面積が増えてタープ代わりとしても使えます。
使わないときは丸めて留めておくことができるので、スッキリ使うことも可能。
ちなみに夜寝るときはこのサイドウォールを丸めて留めておかないと、フロントジッパーを開ける時に少々手間取ることに。
夜間の出入りを楽にするためにも、夜寝る前はサイドウォールを丸めて留めておくことをお勧めします。
大きいサイドメッシュ
「 1LDKファミリーテント」の特徴として大きなサイドメッシュがあります。
リビングルームの上部までメッシュになるので風通りもよく、暑い日も快適に過ごせそうです。
またスノーピークやオガワのテント同様に、サイドパネルはクルクル巻いてそのまましまうことができるのでとても楽チン。
WeakPoint
結露しやすい
コールマンのダークルームシリーズも結露しやすいので覚悟はしていましたが、やっぱり結露します。
通常のテントも結露するのでこればかりは仕方ありません。
結露は外気温との差で起こるので、窓を閉めるとその分このテントが冬暖かいということなのですが、やはり結露は嫌なもの。
まぁリビングルームの結露は壁に触れなければいいだけの話ですが。
結露軽減のためには窓を少し開けたり、ルーフシートをつけたり、もしくはストーブなどをガンガンに炊いて結露を吹き飛ばすなんて手もありますね。
インナーテントがナイロン生地
コールマンのダークルームシリーズもそうですが「 1LDKファミリーテント」もインナーテントがナイロン生地です。
ここをスノーピークやオガワのテントのように、できれば結露しにくいコットンかTCにしてもらいたかった。
寝室が結露すると寝袋や毛布がインナーの壁にあたると結露で濡れてしまいます。
遮光を第一に考えているので仕方のない部分だとは思いますが、個人的にここがこのテント最大のウィークポイントです。
所有しているリビングシェルのインナールームがつくかどうか今度試してみます。
(スノーピーク公式より) こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 むひろ家ではスノーピークのアメニティドームも所有していましたが、現在はリビングシェル単体で運用しています[…]
サイドドアがない
ご覧の通り「1LDKファミリーテント」にはサイドドアがありません。
必然的に出入りはフロントパネルからになりますが、ここでサイドウォールを丸めて留めておかないとフロントジッパーを開ける時にサイドウォールがまとわりついて手間になります。
出入りしやすいようにサイドにドアがあったら快適かも。
ただし、サイドにドアがなくてもそこまで不便ではないのであったらいいなーくらいです。
外側に寝室用の窓がない
これもあると嬉しい機能。
コールマンの「タフスクリーン2ルームハウス+」には付いているので、ここが唯一コールマンに劣っている点かな。
もちろんインナーテントにはサイドメッシュが付いているので換気の調整はできます。
またシェルターとして使うときも後部に窓があったほうが開放感もあり、さらに風通しも良くなるのであったら嬉しいです。
背面メッシュがない
わたしの所有している父子用テントの「ヴィガス」も背面メッシュがありません。
ついに念願の「ヴィガス」キャンパルジャパン(オガワ)を購入したむひろです。 先日某オークションサイトを覗いてみると、「ヴィガス」が相場より安い価格で出品されていました。 「おぉ、チ[…]
夜寝るときはインナーテントに入るので問題ないのですが、シェルターやインナーテントを使わないときなどは背面メッシュがあったほうが嬉しい。
特に夏場などはインナーをつけずにコット寝する方が涼しくて快適なので、背面メッシュがあると快適です。
使用してみて
リビングルーム
リビングルームは家族4人で使える必要最低限のスペースを確保。
フロントパネルを閉めて、雨の日の家族4人でのキャンプも可能ですが、テーブルと椅子4脚置くと残りの荷物を置く場所に少し困るかも。
そんな時はリビングシェルのインナールームのように、インナーテントのフックを外して後ろにずらしてスペースを作ることで解決できます。
ただしお座敷スタイルにするなら、家族4人での冬のおこもりキャンプは大丈夫そうです。
遮光性
天井の模様部分から光を取り入れることができるので、サイドの窓を閉めてもとても暗いという感じではありません。
ちなみにこちらが窓を開けた時の明るさ。
写真ですと違いが分かりづらいですが、窓を開けた時の方がかなり明るくなります。
窓を閉めても、ストレスなく生活できるくらいの明るさは十分確保できており、落ち着いた感じの明るさに。
この日はそこそこ風が強く、窓を開けていると風が通ってやや寒いので風を遮(さえぎ)るために窓を閉めると、日光も遮られて返って寒くなってしましました。
これだけ強力に日光を遮ってくれるのなら、夏の強い日差しのカットも期待できます。
特にインナールーム内は程よく暗いのでとても寝やすい環境だと思います。
こちらが午前10時のインナーテント内の明るさ。
インナーテントの入り口を開けるとここまで明るくなります。
日が高くなってもテントの中は程よい暗さが保たれるので、ついつい寝坊してしまいそうです。
夜の暖かさ
テント内は暖かく、最低気温は7度くらいでしたが寝袋一つで寒さを感じることなく寝ることができました。
こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 10月最終週の週末にバアバを連れてキャンプに行ってきました。 場所はいつもの土村キャンプ場。 [si[…]
ただしその分盛大に結露もしましたが…
考察
Good Point
- オシャレな外観
- 高い遮光性
- サイドウォール付き
- 大きいサイドメッシュ
Not good Point
- 結露しやすい
- インナーテントがナイロン生地
- サイドドアがない
- 外側に寝室用の窓がない
- 背面メッシュがない
GoodPointとWeakPointを見比べると一見WeakPointが多くイマイチなテントに見えるかもしれませんが、それは違います。
ここであげたWeakPointのうち「結露」以外は、これがあったら完璧なのにという贅沢な要望です。
もともとクオリティの高い「 1LDKファミリーテント」なので、逆に「後もうちょっとこうなってくれれば完璧なのに」っていう欲が出てしまいました。
それに、ここでWeakPointとしてあげているものを全て改良すると値段も80,000円では収まらないでしょう。
むしろ80,000円でこのクオリティのものが購入できるのはすごいと思います。
まとめ
「SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント」は台湾のメーカーがリリースする、母国台湾では大人気のテント。
日本でもこのデザインは女性を中心に若い世代の指示を集めそう。
しかもデザインだけではなくその実力も侮れないとくれば人気が出るのは間違いない予感。
オールシーズン使えるテントをお探しの方、夏のキャンプをもっと快適に過ごしたい方、オシャレなテントでキャンプをしたい方は「SKYPAINTER(スカイペンター) 1LDKファミリーテント」を選択してみてはいかが。
人気が出て買えなくなる前にゲットして、来年の夏キャンプは今年よりも涼しくオシャレに過ごしたいですね。
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