以前は使用していたけど、不満があって買い換えたギアをご紹介するシリーズ第2弾。
キャプテンスタッグの「マルチミニバーベキューコンロ」です。
「マルチミニバーベキューコンロ」は、バーベキューコンロ、スモーカー、蒸し器の1台3役になるマルチなコンロ。
しかも見た目も可愛いく、当時スモーク料理をしたかったので購入してみました。
結果、惨敗。。。
残念ながらこの子はすぐにお嫁に出すこととなりました。
それでは、なぜすぐにお嫁に出してしまったのかお話しさせていただきます。
キャンプテンスタッグ「マルチミニバーベキューコンロ」
サイズ | (約)外径290×高さ400mm、焼き面の高さ210mm |
網サイズ | (約)外径280mm |
重量 | (約)2kg |
材質 | 本体・ふた/鉄(エポキシ樹脂塗装) バーベキュー網・フックハンドル・脚・通気孔・ハンドル金具/鉄(クロムめっき) 目皿/亜鉛めっき銅板 ハンドル・通気孔つまみ/天然木 |
セット内容 | 本体1、ふた1、バーベキュー網1、目皿1、フックハンドル1、通気孔2、ハンドル1、脚3、ネジ(大)3、ネジ(小)3、ワッシャー3、蝶ナット3 |
カラー | イエロー×グリーン ピンク×パープル ブルー×グリーン |
満足だったところ
- 見た目が可愛い
- 軽い
満足だったところは、ほぼほぼ見た目の可愛さのみ。
蓋を外して網にチーズやサザエの殻でものっけておけば、それなりに雰囲気が出ます。
それぐらい…
あと、軽かったので持ち運びは楽だったこと。
そうそう、蓋が取り外して使えるので食材の「虫除け」になったのは良かったかな。
不満だったところ
- 火が消える
- かさ張る
- 組み立てが面倒
①火が消える
スモークウッドに火をつけて入れると、空気孔が小さいためにすぐに火が消えてしまいます。
仕方ないので、スモークウッドをナイフで削ってチップ状にしなければいけなかったのが第一のストレス。
次に「バーベキューコンロ」として使用しても、空気の取入口が小さいので炭の火力が弱い。
すぐに焼いて食べたい派なので、火力が弱いのは第二のストレス。
ただし、この火力の問題は空気の取入口不足によるものなので、本体下部にドリルで空気孔を開けると解消できるようです。
蒸し器としては一度も利用していないのでよくわかりません。
②かさ張る
見た目のまんま箱に入れて収納していたので、かさ張りました。
③組み立てが面倒
取っ手や足を分解しないと箱に収まらないので、いちいち分解するのが面倒でした。
ただし組み立てについては、「マルチミニバーベキューコンロ」に満足できていれば、さほど気にならなかったと思います。
なぜお嫁に出した?
- 同時に使えない
- 火力不足
「マルチミニバーベキューコンロ」を購入した時には、すでにユニセラロングを所有していました。
(出典:ユニフレーム) こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 当初むひろ家では七輪をメインコンロとして使用してきましたが、ママの「バーべキューっぽくない」という苦情が日[…]
ユニセラロングには満足していたのですが、「スモーク」という料理の幅が広がるところに興味を惹かれて購入。
あわよくば、ユニセラロングにとって変われやしないかと思っていたのですが、これが大誤算。
①同時に使えない
「マルチミニバーベキューコンロ」一台で、「バーベキューコンロ」と「スモーカー」を1台で済ませるのが目的でした。
しかし「バーベキューコンロ」として使っている時は「スモーカー」として使えないし、「スモーカー」として使っている時は「バーベキューコンロ」として使えない。
ちょっと考えれば分かりそうなものですが、これ1台で「バーベキュー」と「スモーカー」を同時に使うことができないんですよね。(← えぇ、アホですよ…)
そうすると、「バーベキュー」か「スモーカー」のどっちかにしか使えず、「同時」に料理を楽しむことができなかったのが残念ポイントでした。
これは自分の判断の甘さなので「マルチミニバーベキューコンロ」に罪はないのですが…
②火力不足
あとは火力不足。
不満点でもあったように、空気孔不足による火力不足が大不満でした。
炭火が常に弱火なので、なかなか肉が焼けない。
じっくりと焼きたい人にはいいのかもしれませんが、目の前にある肉をずっとお預けされている拷問に耐えることができませんでした。
- 同時に使えない
- 火力不足
同時に使えないのなら、折りたたみ式の燻製器を用意したほうがかさ張らないし、はるかに使い勝手が良い。
また、既存のものに穴をあけたりして元に戻せないカスタマイズをするのは好きではないので、火力不足をどうすることもできなかった。
この二つがお嫁に出した理由です。
まとめ
自分の認識の甘さから「バーベキュー」と「スモーカー」を、同時にできると思い込んで購入したのがそもそもの間違いでした。
ちょっと考えれば分かることですが、「1台3役」なんて書かれていると全部いっぺんにできるような錯覚に陥ってしまいます。
そんな落とし穴にはまった第一号のギアが「マルチミニバーベキューコンロ」でした。
この「マルチミニバーベキューコンロ」を購入してわかったことは、なんでもできるものは特化したものには敵(かな)わないということ。
「スモーク」をやりたければ、「スモーク」専用のものを使った方が絶対的に使い易い。
しかも折りたためて収納がコンパクトになるものも多い。
「バーベキューコンロ」についても同じことが言えます。
と、ここまで散々なことを言ってきましたが、最終的には自分の認識不足からくる過度の期待から「マルチミニバーベキューコンロ」に八つ当たりしちゃってますよね。
マルチミニバーベキューコンロの正しい使い方
例えば、「バーベキュー」を楽しんだ後、「スモーク」を作りながらゆっくりとお酒を楽しむ。
こんな使い方なら「マルチミニバーベキューコンロ」がピッタリです。
火力の弱さはドリルで「穴」を開けなければいけない手間がかかりますが、今なら工具がなくてもホームセンターで工具を借りられますしね。
いかがでしたでしょうか。
自分の認識不足からくる不満により買い換えることになった「マルチミニバーベキューコンロ」。
空気孔を開ける手間はありますが、手軽に「バーベキュー」と「スモーク」を楽しめます。
「バーベキュー」と「スモーク」を時間差で楽しむことができる人、またはどちらか特化で使う人にはいいかも。
または、穴を開けずにおしゃれな火消し壷としての利用もOK。(← 本来の使いかとは真逆ですが)
「マルチミニバーベキューコンロ」は、見た目が可愛くて子供と女子受けはいいですよ。
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