こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。
前回の「初めてのキャンプを成功させるために大切なこと|初めてのキャンプ①」を読んでいない人はこちらからどうぞ。
こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 初めてのキャンプって不安ですよね。 子供のころバーベキューやキャンプに行った経験があっても、実際に自分がやるとなると何から準備[…]
これを読むと、パパさんの負担が大きくて気後れしてしまう人もいるかもしれませんが、あくまでもこれは心構えであって絶対ではありません。
ご家庭により様々なスタイルがあると思いますので、ご自分たちにあったスタイルで楽しむのが一番です。
ただし、パパさんの頭の中には「おもてなしの心」を忘れずにお願いします。
「おもてなしの心」があれば、致命的な失敗は避けられるはずです。
さて今回は、初めてのキャンプを成功させるために、【日帰りバーベキューかコテージ(バンガロー)泊を体験】してみようというお話です。
なぜキャンプの前に、日帰りバーベキューやコテージ(バンガロー)泊をしたほうがいいのか。
気分を悪くしないでもらいたいのですが、正直な話、アウトドアが初めての方がいきなりキャンプデビューするのは、あまりお勧めできません。
アウトドアが初めての方がいきなりキャンプデビューすることをお勧めしない理由は5つあります。
1.準備等に追われ、キャンプ場に行くまでに時間がかかってしまう。
2.テントの設営に慣れておらず、設営するだけで1〜3時間くらいかかってしまう。
3.炭に火がつかず、料理することができない
4.設営や準備に時間がかかってしまい、子供達が言うことを聞かなくなる。
5.全てがうまくいかず夫婦喧嘩が勃発する。
1〜3は主に物質的な要因で、4、5はそれに伴って被(こうむ)る人為的な要因です。
次項で詳しく見ていきましょう。
初めてキャンプする前にバーベキューしよう【体験編】
それでは、1つずつ詳しく見ていきましょう。
1.準備等に追われ、キャンプ場に行くまでに時間がかかってしまう。
普通の人はチェックイン時間の12:00〜14:00に合わせて家を出ると思いますが、この家を出る時間が思い通りにいきません。
意識の高いご家庭は、事前に食材も買って前日から荷物の積み込みをしておき、当日は細々したものを積み込んで出かけると思います。
それでも、キャンプに行けることでハイテンションになっている子供たちの世話や、道中での渋滞、お昼ご飯等で時間を過ぎることが多々有ります。
キャンプ場が遠ければ遠いほど、時間は遅れると思ってください。
これが、当日積み込み、当日買い出しなんてしていたら、まず間違いなくチェックインの時間に遅れます。
遅れてもキャンプ場には入れますが、時間に遅れてしまったという事実が、太陽が傾いている現実を目の当たりにして、精神的に余裕がなくなります。
2.テントの設営に慣れておらず、設営するだけで1〜3時間くらいかかってしまう。
テントの設営をしたことがない人が、初めて買ったテントをぶっつけ本番で設営するのは、非常にリスクが高いです。
たとえYouTubeなどで設営動画を見ていたとしても、比較的簡単なドームテントでさえ、その設営動画の2〜3倍以上の時間はかかると思ってください。
もし、2ルームテントを初めて建てるのなら、素直に周りの人たちに助けを求めた方が良いレベルかと思います。
例えば14:00にキャンプ場に着いたとして、設営で2時間かかったら16:00。
まだ明るいうちに夕飯を食べたいのなら、もう炭を熾して夕飯の準備に取り掛かる時間です。
炭を熾すのに便利なチャコールスターターがあっても、炭を熾すまでに20分はかかります。
これが様々な理由から、キャンプ場に到着するのが16:00くらいになってしまったら・・・ゾッとしますねヒィィ((ll゚゚Д゚゚ll))ィィ!!!
3.炭に火がつかず、料理することができない
これもありがちなパターンですが、着火剤と炭だけで火起こしするのは、初心者にはハードルが高いです。素直にチャコールスターターを利用しましょう。
キャプテンスタッグ バーベキュー用 折りたたみ火起し器 FD 炭焼き名人 M-6638
チャコールスターターを利用しても着火剤をケチると火がつきにくいので、多めに入れてください。
ただし着火剤にもよりますが、たくさん入れすぎると石油臭くなって、炭火焼が美味しくなくなるので注意が必要です。
また、良い炭(備長炭)などは火がつきにくいので、チャコールスターターを持ってなかったり、火がつかない時は周りに助けを求めた方が良いです。
おしゃれにスッキリとサイトを飾っている人たちなら経験も豊富で、きっと力になってくれるでしょう。(←おしゃれキャンパーさんご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、その際は暖かい手を差し伸べてください)
4.設営や準備に時間がかかってしまい、子供達が言うことを聞かなくなる。
子供も相手をしてもらえないと不貞腐れたり、逆にテンションが上がってやりたい放題して余計に手がかかります。
しかも設営に手一杯で、他サイトに平気で入っていく子供を放置していると、周りの迷惑が半端ないので十分に注意してください。
5.全てがうまくいかず夫婦喧嘩が勃発する。
これはもう説明はいらないでしょう。せっかくのキャンプが台無しです。
では、どうすればいいのか。
これらの要因は時間的余裕がないことから生まれますので、もっと早く家を出たり、アーリーチェックインなどをすれば防げることもあるかもしれません。
しかし、初めから全ての準備をして設営もとなると、パパとママに余裕がありません。パパとママに余裕がないと、子供がかわいそうです。
こういうことが高い確率で起こるということを前提にして考えると、「テントを設営する」という最も時間がかかる作業を最初は外してみて、一度流れをつかむことが大切です。
まずはアウトドアを一度体験して、「テント設営」以外の流れをつかんだ上で、次のステップに進むのがベターです。これらの理由から、【日帰りバーベキューかコテージ(バンガロー)泊を体験】することをお勧めします。
キャンプで失敗しないための日帰りバーベキュー&コテージ(バンガロー)泊
【バーベキュー編】
キャンプ場でバーベキューをするためには予約が必要です。キャンプ場によって名称の違いはありますが、「日帰りキャンプ」「デイキャンプ」「日帰りバーベキューがしたい」などといえば伝わります。
ゴールデンウィークなどのハイシーズンは予約が取りづらく、予約のルールがキャンプ場によって違うので、今からキャンプ場探しをすることをお勧めします。
また「日帰り」が前提になるのであまり遠くまで行かず、車で2時間以内の近場のキャンプ場で探しましょう。
片道2時間を超えるようなところですと、滞在時間より移動時間の方が長くなってしまいます。
キャンプ場の検索は、関東の人でしたら「関東 日帰り キャンプ」で検索できますし、
関西の人でしたら「関西 日帰り キャンプ」で、
その他の地方の人は、「関東、関西」のところを希望の地名に変えて調べてみてください。
口コミ等をチェックして、気になるキャンプ場が見つかったら予約開始日時をチェックして、予約が開始されたらすぐに予約しましょう。
人気のキャンプ場は、予約開始5分でいっぱいになりますので、ある意味プラチナチケットです。
キャンプ場によって変わりますが、キャンセル料も予約日の2週間前ぐらいからの発生ですので、まずは予約を入れてから考えましょう。
【コテージ(バンガロー)泊編】
大まかな流れは【バーベキュー編】と同じです。
ただし、【コテージ(バンガロー)泊】は1泊はしますので、ある程度時間的余裕が生まれます。折角ですので、少し足を伸ばして旅行気分を味わってもいいと思います。
この時、人気のキャンプ場のコテージを狙ってみるのもお勧めです。
検索方法も「人気 コテージ」で調べてみて、気になるところをチェックしてみてください。近場になければ、「人気 コテージ 地名」で探してみてください。
【コテージ(バンガロー)泊】も手間がかからずとても人気がありますので、予約開始と同時にチャレンジしてみてください。人気のキャンプ場で、予約が取れたらラッキーです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いきなり「テント設営」するキャンプから始めるよりも、一度アウトドアを体験してからの方がイメージが湧きます。
もし、この【日帰りバーベキューかコテージ(バンガロー)泊を体験】してみて肌に合わなければ、キャンプも肌に合わない可能性が高いといえます。
でも、ちょっと待って下さい。キャンプを諦めるのはまだ早いです。
そのような場合は自分で準備することはやめて、全て揃ったところにいくというのもありです。
例えば、「手ぶらバーベキュー」で検索していただければ、道具も食材も持たずにそこに行けばバーベキューができます。
イメージでは、外で行う焼肉店みたいなものだと思ってください。
食材もスタッフが用意してくれますので、自分たちは焼いて食べるだけです。
コテージに泊まって自分で料理するのが嫌なら、「グランピング」という手もあります。
「グランピング」とは、簡単に言えば、宿泊する場所がホテルの部屋ではなく、テントになるだけです。
宿泊がテントになるといっても侮るなかれ!
お洒落で広い高級テント内に、ダブルベッドや家具まで付いていたりしますので、ちょっとリッチな南国リゾートっぽい雰囲気を味わえます。
食事なども全て用意してくれるので、自分たちは食べるだけです。
このように少し趣を変えれば、手ぶらでキャンプをすることができます。
自然と触れるアウトドアは、子供の成長にもよく、自己肯定感が高まることが文部科学省からも認められています。
キャンプが肌に合わなかった人は、何が嫌だったのかをピックアップしてみて、それが解決できそうなものでしたら、再度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
強制はできませんが、同じキャンプ仲間が増えることはとても嬉しいです。
それでは次は、「初めての家族バーベキューで持っていくもの|初めてのキャンプ③」です。
こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 前回までのお話はこちら [sitecard subtitle=関連記事 url=https://muhiro.com/haji[…]
以上となります。ご覧いただきありがとうございました。