
真夏の暑い時期に、暑いと分かっていながらも、毎年キャンプに行ってしまうむひろです。
真夏のキャンプは、暑くてかなりしんどいですよね。
正直、テント一つで真夏のキャンプを快適にすることはできません。
ただし、設置方法やちょっとした工夫で多少なりとも暑さを和らげることはできます。
また、夏を苦手とするテントもありますので、ここは暑い夏を少しでも快適に過ごせるようなテントはどれかを、独断と偏見に満ちた視点からピックアップしてみました。
夏キャンプを少しでも快適にする方法を知りたい人はもちろん、これから夏キャンプのテントの購入を検討している人は参考にしてみてください。
夏キャンプのポイント

おすすめのテントに行く前に、まずは夏キャンプのポイントから。
ここを押さえることによって、幾分過ごしやすさが変わりますので実践してみてください。
1.昼間テントを張らない
昼間にテントを張ると、暑さから滝のような汗をかき、それだけで体力を大幅に消費します。
また、昼間テントを張ってしまうと、テントが太陽の熱をふんだんに溜め込んでしまいます。
そうすると、夜になっても熱がこもったままで、蒸し暑いテントの出来上がり…
昼間しんどい思いをして建てたテントなのに、まさに泣きっ面に蜂の状態。
そうならないためにも、昼間はタープだけで過ごして、日が傾いてきたらテントを張るようにしましょう。
または、荷物の置く場所に困る場合は、インナーテントだけ立てて中に取り敢えず荷物を入れて、日が傾いてからフライシートをかぶせるなどすると良いでしょう。
もしくは、人の目を気にしなければ、インナーテントのままで寝ると涼しいです。
昼間の設営は、下手をすれば脱水症状になりかねないので、必要のない限り避けたほうが無難です。
2.テントは全開にしておく
昼間にテントを張らないのが一番ですが、もしテントを張る場合は、テントのチャックを全て開けてフルオープンにして風を通すようにしてください。
虫嫌いな人もいると思いますが、できれば、メッシュにもしないでフルオープンがおすすめです。
これだけでも、夜の熱のこもり方は変わりますので、どうしても虫が嫌な人以外はフルオープンがいいですよ。
3.木陰にテントを張る

当然ですが、木陰があればそこにテントを張りましょう。
どんなタープよりも、木陰が一番涼しいです。
4.打ち水
テントやタープに水をかけるだけでも、温度の上昇を防げます。
手の空いた時など、こまめに水をかけることをおすすめします。
水のかけ方は水鉄砲でもいいですし、むひろ家では簡易シャワーを使ったりしています。
現在も、これと同じタイプのバンドックのものを使っています。
多分、現在は、バンドックのモルスコというラインアップになっているんだと思います。
また、見栄えを気にしないのなら、濡れたバスタオルなどをテントに掛けておくと効果的です。
5.銀マットを敷く
夏に銀マットは意外かもしれませんが、銀の面を下にして銀マットを敷くと、昼間温められた地熱を遮断することができます。
地熱を遮断することによって、寝苦しさが和らぎます。
また、夏に銀マットはちょっと…という人は、オールウェザーブランケット(エマージェンシーシート)を利用してはいかがでしょうか。
テントの換気はみなさん気をつけられますが、地熱はノーマークの人が多いので、地熱もシャットアウトしてください。
寝苦しさが和らぎますよ。
6.快適機材を使う

電源サイトや、ポータブル電源があればガンガンに扇風機を使うことができます。
ポータブル電源がなければ、風力は弱まりますが、充電式のコードレス扇風機を利用するのも手です。
また、寝る時に氷枕やウォーターパッドを利用するのもいいですね。
このウォーターパッドはまだ使ったことはありませんが、ちょっと試してみたいですね。
あとは、い草などのラグ(ござ)を敷いてその上に寝れば、地面と身体の間に空気の層ができて、熱がこもりにくくなるので、寝苦しさが軽減されます。
また、い草の香りには、精神をリラックスさせ、心を落ち着ける効果があるので、夏キャンプにい草のラグはオススメです。
むひろ家も、夏キャンプでは、い草のラグの上にタオルケットで寝ています。
夏おすすめテント
正直な話、夏の夜を一番涼しく過ごす設営方法は、そもそもテントは張らずに「オープンタープ+インナーテント(蚊帳等)」が涼しいです。
昼間の虫は我慢できるのであれば、このスタイルをお勧めします。
オープンタープも、ナイロン製の日差しを遮る加工のしてあるものは高価になりますので、TCやコットン製のものがおすすめです。
このテントファクトリーの「レクタングルタープTC」は、価格も安く、ループもたくさん付いていて多彩な張り方ができるので、密かに狙っています。
そうはいっても、虫が絶対に嫌という人は、「背が高く風通しの良い」大きいテント、コットン系のテント、ダークルームテクノロジー系のテントを選ぶと、比較的過ごしやすくなります。
全てにおいて共通なのは「背が高く風通しの良い」こと。
つまり、開放できる面積が広くて風通しが良く、背の高いテントなら比較的夏も過ごしやすいと言えます。
逆に夏に涼しいと言われるコットン系でも、開放できる面積の少ない、アスガルドは熱がこもりやすいので、おすすめではありません。
このように「背が高くて、風通しが良い」という二つのポイントを押さえていることが重要です。
これに当てはまるテントはたくさんありますが、今回はむひろの好みで選びました。(← おい)
1.ツインピルツフォークT/C

(画像:Tental)
このように、ツインピルツフォークTCは、両側の側面を全開にすることができます。
ツインピルツフォークTCは、テントというより、むしろタープをテントにしたような作りだから開放感はバッチリ。
冒頭で説明した「オープンタープ+インナーテント(蚊帳等)」がそのまま実行できる素晴らしいテント。
しかも、幕体の生地はTC(コットン混紡素材)なので、ナイロン生地に比べれば涼しく、色も白なので熱もこもりにくい。
夜寝る時に人の目が気になるようなら、両側の側面を開けている中央のポールを取れば、側面を開けたままプライバシーも確保できます。
インナーのテントは純正のものもありますが、手持ちのテントのインナーだけを使って「カンガルースタイル」で運用してもいいですね。
ちなみに、ツインピルツフォークTCは、スカートも付いているので、冬キャンプもこなせる万能なテントです。
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2.カヤード
オープンタープに蚊帳をドッキングさせたテント。
メッシュがある分、フルオープンのタープに比べると微風を遮ってしまうため暑いですが、虫嫌いなら蚊帳があると安心。
本体のサイドはメッシュの蚊帳だけですが、オプションでインナールーフやサイドパネルを付けることによって、さらに日差しを遮ることもできます。
真夏に運用するときは、体感温度が変わりますので、インナールーフだけでも付けた方がいいと思います。
専用のインナーテントはありませんので、別にインナーテントを用意する必要があります。
3.「ユニフレーム」レボタープⅡコンプリートセット
こちらもカヤードと同じような運用ができます。
ただし、カヤードのようにインナールーフがありませんので、インナールーフを装着したカヤードよりも遮光性は落ちます。
パーツはそれぞれ単品で購入もできますが、セットの方が安いので、テントがなければセットで揃えるとお得です。
2019年モデルの、レボルームプラスⅡからテントの後ろにも出入り口がついたので、レボルームの熱こもり現象も大幅ダウンの見込み。
こちらもキャンプ場ではあまり見かけないので、人とかぶりたくない人はいいかも。
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3.「コールマン」ダークルームテクノロジーシリーズ
こちらは日差しを遮る能力が高いので、同じようなテントに比べれば多少は体感温度が下がります。
ただし過信は禁物で、「他の同タイプのテントと比べて」なので、オープンタープのものと比べれば、風通しが悪い分、快適性は落ちます。
4.「テンマクデザイン」サーカスTC
サーカスTCの通常タイプが売り切れなので、BIGのリンクです。
(通常のタイプは、5月中旬、6月上旬に入荷予定となっているので、近いうちに再販の可能性有り。ただし、販売はアマゾンのみとのこと)
サーカスTCは、ツインピルツフォークTCと同じ「コットン混紡素材」なので、ナイロン幕に比べて日差しを遮ってくれます。
しかもTC素材は、生地そのものが空気を通すので、熱がこもりにくい利点もあります。
また、サーカスTCはワンポールテントですが、前後の側面を開けることができるので、風通しが良く熱がこもりにくいです。

(画像:テンマクデザイン)
ただし、テントだけで運用するには日陰が少ないので、別にオープンタープが必要になります。
5.「テントファクトリー」ワンポールテントTC
ワンポールテントTCも「コットン混紡素材」。
また、サーカスTCは五角錐ですが、ワンポールテントTCは六角錐のシンメトリーなので、折りたたむ時にピッタリと合わせてたたむことができます。
さらに、2つの出入り口が対角線上にあるので風通しもバッチリ。

しかも、入り口はメッシュになるので虫嫌いな人も安心。
こちらもサーカスTC同様、テントだけで運用するには日陰が少ないので、別にオープンタープが必要です。
また、専用のインナーがないので、インナーの欲しい人は、別途インナーを用意しなければいけません。
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6.その他テント
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この2つのテントも、生地がコットンで前後に大きな窓があるので、比較的涼しく過ごせそうです。
ただし、サーカスTC同様、オープンタープはあったほうがいいでしょう。
むひろが持っているリビングシェル系のテントも、ルーフガードをしてフルオープンにすれば、それなりに風が通るようになりますが、オープンタープに比べたらどうしても暑いです。
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では、我慢できないほどかと聞かれると、風が通っていれば十分過ごせます。
無風の時は地獄ですが、扇風機などを使えば中でも過ごすことはできます。
各メーカーの、遮光性のあるクラスのテントなら、とりあえず扇風機があれば、それなりに夏を乗り切ることができると思いますが、オープンタープに比べると快適性は数段落ちます。
まとめ
テントだけで夏を乗り切るのは大変なので、せめて夜快適に眠れるようにするためにも、工夫が必要です。
特に、夏はオープンタープが一番快適に過ごせますので、持っていない方は一度検討してみてはどうでしょうか?
オープンタープも、安くて薄いナイロン製のものですと光が透過して暑いので、遮光性のあるものか、TCかコットン製のものがお勧め。
また、夏は暑さ以外にも、紫外線や虫などいろいろ気をつけなくてはいけないことがたくさんありますが、夜しっかりと睡眠をとらないと体調を崩す原因となるので、できるだけの対策をとりましょう。
いかがでしたでしょうか。
昼間暑くて大変だったとしても、夜くらいはグッスリと眠って体力を回復したいですよね。
多少の工夫で熱帯夜が少しは快適に過ごせるようになりますので、「キャンプに扇風機は邪道だ!」なんていう概念は捨てて、せめてコードレスの扇風機だけでも用意することをお勧めします。
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