「小型USB扇風機」を使って、これから熱くなる季節を快適にしようと目論んでいるむひろです。
これからの季節は、「暑さ」との戦いですね。
特に真夏のキャンプは「暑い」。
「寒さ」の対策はそれなりにあるけど、「暑さ」の『特効薬的な対策』ってほとんどありません。
現に、ベテランキャンパーさんは夏を避けてキャンプする人も多いです。
ベテランキャンパーさんでも避ける夏を、「夏は暑いのが当たり前」と思って、精神論で乗り切ろうとしている人は危険です。
私も当初はそのように考えていましたが、昭和生まれの子供だった頃と今とでは夏の暑さが全然違います。
せっかく楽しいキャンプに出かけたのに、身体の具合が悪くなって帰ってきたら本末転倒。
この暑い季節の対策の一つとして、少しでも「暑さ」を和らげて快適にしてくれるのが、「小型USB扇風機」です。
特に今回気になっているのは、「卓上冷風機」と言われる、水や氷を入れて冷たい空気が出る、キャンプでも使えそうな充電式の冷風機。
それでは、早速見ていきましょう。
「暑さ」の怖さ
「寒さ」に対しては、着込んだりストーブを持って行くなどして、できる限りの対策を考えます。
しかし、「暑さ」に関しては、「暑ければ脱げばいい」「冷たいものを飲めばいい」くらいの感覚でいる人も多いのではないでしょうか。
気象庁のHP「過去の気象データ検索」で、平成元年と去年(平成30年)の8月の東京の気温を調べてみると、
去年の8月の平均気温は28.1℃・最高気温37.3℃。
平均気温が1℃、最高気温は4℃近くも上昇しています。
ちなみに、去年の7月の最高気温は東京でも39℃を記録しました。
39℃なんて言ったら、お風呂に入っているのと一緒です。
人間の体温は40.5℃を超える温度が長く続くと、脳の温度を下げるために大量にかいていた汗が止まって、意識が朦朧としてきます。
特に呼びかけに反応しないなどの意識障害が見られたら、重症の可能性があります。
熱中症の症状
- めまいや立ちくらみ、顔のほてり
- 筋肉痛や筋肉のけいれん、足がつる
- 倦怠感や吐き気、頭が重い、頭痛(体がぐったりし、力が入りにくい状態)
- 汗のかき方がおかしい(何度拭いても汗が出る、もしくはまったく汗が出ない状態)
- 体温が高く皮膚が赤く乾いている
- 呼びかけに反応しない、おかしな返答をする
- まっすぐ歩けない
- 自分で動けない、水分補給ができない
(引用:メディカルノート)
特にこのような症状が見られたら、危険な状態です。
昨年は1,000人以上の方が熱中症で亡くなっています。
とても痛ましいことですが、これが現実です。
このように「暑さ」は「寒さ」以上に気をつけなければならい環境ということが、お分かり頂けると思います。
苦い経験
「暑さ」に関しては、「暑ければ脱げばいい」「冷たいものを飲めばいい」くらいの感覚でいる人も多いのではないでしょうか。
私もそうでした。
しかし、知り合いのお子さんがお祭りの日に熱中症で倒れてしまう様子を、間近で見てしまってから意識が変わりました。
問いかけにもあやふやな返事、次第に座っていることもできないくらい脱力していく子供…
ただうちわで扇いでやることしかできない自分が情けなかったです。
幸いその子は軽い症状ですみ、学校を1日休んだだけで、元気に登校できるようになりました。
その一件があってからは、暑い日は子供達にこまめに水分補給させるようにしました。
特に、暑い日のキャンプでは、脱水症状にならないよう、川に入っていても15〜30分おきごとに強制的に水分を取らせています。
もうあんな無力感を感じたくないので、できる限りの対策をしていきたいと思っています。
そこで、テントに戻ってきたら少しでも火照った身体を冷却するために、キャンプでも使える「小型USB扇風機」の導入を検討します。
小型 USB扇風機「卓上冷風機」
タンク容量 | 約150ml |
バッテリー容量 | 3.7V 2000mAh |
入力 | DC5V 1A |
出力 | 4W |
動作時間 | (通常)弱:約8時間、中:約4.5時間、強:約2.5時間 (リズム運転)弱:約16.5時間、中:約8時間、強:約6時間 |
充電時間 | 約3時間 |
本体サイズ | 約120×127×132mm |
重量 | 約470g |
素材 | ABS、PP、PC |
付属品 | 充電用microUSB-USBケーブル(約1m)、給水ボトル (約150ml) |
商品名は違いますが、性能が全く一緒の商品が各ショップから販売されています。
大体、どこのショップでもカラーは「ホワイト」「ブルー」「ピンク」の3色が選べるようです。
特徴
- 小型・軽量・充電式で持ち運びが楽々
- 水や氷、保冷剤を入れて涼しさアップ
- 風力は3段階、風向きは上下に調節可能
- 空気清浄機機能搭載
- LED証明搭載
- 使用者の声
①小型・軽量・充電式で持ち運びが楽々
本体サイズは、CDケースと同じくらいの約120×127×132mmで、可愛らしいキューブ型。
重さも約470gと、500mlのペットボトルよりも軽い。
USBで充電できて、コードレスで使え、上部に持ち手が付いているので「ヒョイ」と持ち上げて簡単に移動できます。
もちろん、モバイルバッテリーで充電しながら使えるので、バッテリー残量を気にしなくてもOKなのは嬉しい。
②水や氷、保冷剤を入れて涼しさアップ
本体は工具不要で簡単に脱着でき、氷や水を入れるスペースがあります。
氷や水を入れることによって、さらに涼しい風を送ってくれます。
また、水の補給はわざわざ本体を脱着しなくても、側面の小さい扉から補充可能。
もちろん、氷の代わりに保冷剤を使用することもできます。
③風力は3段階、風向きは上下に調節可能
一回の充電で、「弱」で8時間、「中」で4.5時間、「強」で2.5時間の連続使用ができます。
リズム運転もできるので、夜の就寝時にも使える嬉しい機能ですね。
また風向きは上下に調節することができます。
④空気清浄機機能搭載
なんと、この小ささで空気清浄機機能が付いています。
HEPAフィルターとマイナスイオンモードがあるので、自宅で使用すれば涼しさだけではなく、部屋の空気も綺麗にしてくれる優れもの。
もし、キャンプ場が埃っぽくてあまりコンディションが良くなければ、テントの中でこの「卓上冷風機」を使えば綺麗な空気でリフレッシュできますね。
過信は禁物ですが、気管支の弱い子も安心できそうです。
⑤LED証明搭載
夜寝る時の明かりとりに嬉しい機能ですね。
これなら夜のテントも可愛く照らせますね。
⑥使用者の声
実際にこの商品を使っている人の声を聞くのが一番わかりやすですよね。
評価は「アマゾン」でも「楽天」でもほぼ星5の高評価。
以下、使用者の声です。
ファンはUSBポート付きています。携帯電話の充電器で電源ソケットに接続して使用できます。モバイルバッテリでも稼働できます。フル充電後使用もいい。個人的な意見ですが、自分好みの香水を少し入れたらもっと効果的だと思いますよ。
(アマゾン)
仕事中、パソコンでの作業のときに使いたくて購入。水を入れるだけで冷たい風がでてきますが、冷たすぎないのが良いです。重さも軽くコンパクトで、持ち運びも便利。いろいろな場所で活躍すると思います。
ほかに、空気清浄機、加湿器として使えるのも便利です。(アマゾン)
子供の学習机に置けるものを探しておりました。机にもピッタリサイズで音も静かですし、勉強の邪魔にもなりません!エアコンだと冷え過ぎが心配ですがこれなら大丈夫そうです!
2台目も購入したいです(^^)(楽天)
今迄使用していたポータブル扇風機等と
比べると、稼働音がとても静かで冷風機ですから水を入れると心地よい冷風が出ます。
もう一台購入します。(楽天)
好意的な意見が多いですが、ネガティブな意見もありました。
レビューの評価は信用出来ないと思いました。
開封した瞬間思ったのは「臭い!」。
風力も思ったほど強くない。
おもちゃの扇風機みたい。
おまけにうるさい。
コンパクトなくせしてうるさい。
このクオリティでこの値段は…高い。(アマゾン)
高評価を全て鵜呑(うの)みにはできませんが、通常の扇風機並みの風力を期待しない方が良さそうです。
通常の扇風機並みの風力が欲しければ、ポータブルバッテリーを導入してキャンプ場に扇風機を持ち込みましょう。
もし、ポータブルバッテリーを購入するのなら、電気炊飯器や冬キャンプの電気毛布などが使えるように、値段は高くなりすが容量の大きいものがオススメです。
まとめ
夏場の「暑さ」対策は非常に重要です。
せっかくの楽しいキャンプで、誰かが「熱中症」になってしまったら危険ですし、自分の無力さに幻滅してしまします。
そうならないためにも、こまめの「水分補給」はもちろんのこと、日陰で休んだり川に入るなどして、体温を下げることは重要です。
水場のない盆地のキャンプ場は、風も弱く熱気がこもりがちになるので、できるだけの対策をすることが重要です。
真夏の暑い時期に、暑いと分かっていながらも、毎年キャンプに行ってしまうむひろです。 真夏のキャンプは、暑くてかなりしんどいですよね。 正直、テント一つで真夏のキャンプを快適にすることはできません。 […]
真夏の無風のキャンプ場は非常にキツイ…
その対策の一つとして、「小型USB扇風機」や「卓上冷風機」などは比較的リーズナブルで、サイズも小さく持ち運びが簡単なのでキャンプ向きです。
キャンプ場での熱帯夜も、この「卓上冷風機」があればある程度暑さを緩和してくれるので、寝やすくなります。
キャンプ場だけではなく、もちろん自宅でも使える「卓上冷風機」を、今年の夏に導入してみてはいかがですか。
<今回ご紹介した商品>
画像は「楽天市場」さんからお借りしました。