こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。
「ギャラクシーランタン」の未使用品が「メルカリ」で『1,500円』で販売されていたので、試しに買ってみました。
ランタンの明るさは思っていた以上に明るく、この明るさ+充電式で『1,500円』なら超コスパ高ですが、気になる点もありました。
その気になる点も含めて、「ギャラクシーランタン」のレビューをさせていただきます。
「レイチェルアウトドア」ギャラクシーランタンとは
(出典:オオトモ)
モバイルバッテリー機能がついたスクエア型LEDランタンです。本体ハンドルを利用してフックなどに引っ掛けたり、自立用のスタンドとして使用するなど、利用シーンに応じて使い分けができます。 ライトの点灯時間は最長110時間で、明るさの調節は3段階で行えます。スマートフォン3台分の充電が可能なバッテリーチャージャー機能も備えています。バッテリー容量は8800mAh、出力は、5.0V / 2.4A , 9.0V / 1.5A , 12.0V / 1.0Aに対応可能なので、幅広い端末に対応します。
(引用:株式会社オオトモ)
ギャラクシーランタンのスペック
サイズ | 約W105xD29xH110(mm) |
バッテリータイプ | 充電式リチウムポリマー電池 |
バッテリー容量 | 8800 mAh |
明るさ | 200lm・550lm・35lm 3段階 |
充電時間 | 6.5時間(5時間で85%充電) |
USB電源 | 入力/5.0V / 2.0A・出力/5.0V / 2.4A ,9.0V / 1.5A , 12.0V / 1.0A |
点灯時間 | 110時間(Low点灯時) |
防水等級 | IPX 4 |
重量 | 約310(g) |
付属品 | キャリーバッグ、USB充電ケーブル |
開封時
開封すると、本体・充電ケーブル・巾着袋・説明書が入っていました。
「ルーメナー」のサイズが幅92×奥92×高28mmなので、「ギャラクシーランタン」のほうが縦横約1cmほど大きいです。
また、明るさと値段を比べると、「ルーメナー」1000lm/11,880円、「ギャラクシーランタン」550lm/5,487円と、ちょうど半分くらいですね。
バッテリー表示
バッテリー残量は、4段階の点灯表示です。
青く光っている右側が電源スイッチ、左側がUSB端子カバーです。
USB端子
カバーをめくると、充電用端子とUSB端子があります。
良い点
良い点
- 550lmの明るさ
- バッテリーの容量8800mAh
- 「IPX 4」の防水性能
- 充電式
- これ1つでキャンプサイト全てを照らすのは難しいですが、タープ下を照らすのなら、550lmの光があれば必要十分です。光の色も「暖色系」なので、目に優しい明かり。
- バッテリーの容量8800mAhは、通常のスマフォなら2回は満充電できる容量。バッテリーの容量は、大きければ大きいほど嬉しいですが、8800mAhならモバイルバッテリーの一般的な容量です。
- 防水性能は「IPX 4」なので、『水しぶきが当たっても大丈夫な生活防水レベル』。バッテリー系は、多少なりとも防水機能が付いていると安心です。
- 繰返し使える充電式なので、とてもお得ですね。
気になった点
気になった点
- highでの使用時間が未掲載←考察「実際の使用時間」に追記
- PSE表示がない
- lowで110時間の点灯と表示されているが、highで何時間使えるのか気になるところ←考察「実際の使用時間」に追記
- 「PSE表示がない」←これ結構重要
PSEとは
電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。
この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられました。 PSEマークは、【Product+Safety+Electrical appliance & materials】の頭文字で、電気製品が安全性を満たしていることを示すマークです。
PSEでは製品を以下の2種に分類しています。(引用:KDH)
2019.2.1以降、モバイルバッテリーにもPSEマークの表示義務が施行され、PSEマークのないものは製造・輸入・販売ができなくなりました。
ここで問題なのは、今回購入した「メルカリ」や「ヤフオク」を使った個人売買も禁止しているということです。
法人では以下のような罰則が明記されています。
罰則(法第57.58.59条)
違反事項ごとに30万円以下の罰金、100万円以下の罰金若しくは1年以下の懲役又はその両方。法人においては違反事項によっては1億円以下の罰金等の罰則が適用されます。
個人売買の場合、これがそのまま適用されるかどうかわかりません。
しかし、PSEマークの無いものは個人売買も禁止されているので、PSEマークの無いモバイルバッテリー等の個人売買は避けるほうが良さそうです。
ギャラクシーランタンとEX-136Sを比較
現在使用してるジェントスのLEDランタン「EX-136S」と、明るさの比較をしてみました。
こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 初めてキャンプに行くときに絶対に必要なランタン。 なるべく明るくサイトを照らしたいけど、どんなランタンを選[…]
最大光量比較


「ギャラクシーランタン最大光550lm」と「EX-136S最大光370lm」の比較です。
「ギャラクシーランタン」の光の色は、画像よりもう少しオレンジっぽい色です。
比べると数値の通り、「ギャラクシーランタン」のほうが明るいのがわかります。
また、「ギャラクシーランタン」のほうが「白味」が強いので、「EX-136S」より光が遠くまで届きます。
くつろぐ時は「EX-136S」の電球色が良いですが、食事などの行動時間は「ギャラクシーランタン」の光のほうが見易いです。
中間光


中間光は、「ギャラクシーランタン」のほうが若干明るい感じです。
最小光はほとんど変わらないので、省きます。
考察
マイナーブランドのLEDは、記載の明るさより暗いものも多く存在します。
その点「ギャラクシーランタン」の550lm明るさは、数値通り「EX-136S」の370lmより明るくて満足しました。
取り扱いも、ボタン一回で、電源ON。
以下、200lm → 550lm → 35lm → 消灯のループなので、操作も非常にシンプルで分かりやすいです。
ただし、持ち手の抵抗が少し弱いので、45°以下の角度での使用は、自重に耐えられずできませんが、これは個体差がありそうです。
実際の使用時間
ゴールデンウィークのキャンプで使用してきましたので、その結果です。
キャンプ1日目
- 「ハイ」:連続2時間
- 「ミドル」:連続2時間
- 「ロー」:連続8時間
※バッテリーのメモリは一つも減っていませんでした。
キャンプ2日目
- 「ハイ」:連続3時間
- 「ミドル」:連続1時間
- 「ロー」:連続6時間
※1日目からの通しで使って、メモリの残が1つ
最後に残ったバッテリーを使い切るため、自宅に帰ってから「ハイ」でつけっぱなしにしておくと30分で切れました。
合計使用時間
- 「ハイ」:5時間30分
- 「ミドル」:3時間
- 「ロー」:14時間
上記のような結果になりました。
単純に「ハイ」の半分の電力を「ミドル」、「ハイ」の1/10の電力を「ロー」としてザックリ計算してみると、「ハイ」で約8時間30位使用できることになります。
これは、光量が倍ほど違いますが「ルーメナー」の「ハイ」での連続使用時間が約8時間なので、だいたい同じくらいの使用時間になりそうです。
欲を言えば、「ルーメナー」の半分の光量なので、できれば倍近い時間使えると嬉しかったですが、欲張りすぎですね。
2泊3日のキャンプでしたら、食事時以外は「ミドル」で使用すれば、十分一回の充電で使えそうです。
実際に使ってみると、とても明るくサイトを照らしてくれて、2泊程度のキャンプにも十分使えるので、購入して良かったです。
まとめ
今回購入した「ギャラクシーランタン」は、「PSEマーク」がないことが最大のネックです。
しかし、価格が「1,500円」と安く買えたので、自己責任ではありますが、気にせず使っていこうと思います。
気になるのは、ネットでも「ギャラクシーランタン」が販売されているけど、今のは「PSEマーク」が付いているのかな。
ちなみにメルカリで「未使用品ですが、製造元でついた細かな汚れや傷などが付いている場合があります」ということでの購入でしたが、プラスチックの下敷きを机でこすった時にできるような擦り傷が本体全体についていたり、鍵で引っかいたような気深いギズもついていました。
明らかに分かる使用済みの傷が付いているものを「未使用品」として売るのはどうかなと…
今回は「1,500円」という安さなので、別に中古品としての販売でも気にせず購入したと思います。
売りたいがための、ほんのちょっとのことだったかもしれませんが、こういう売り方をすると信用されなくなるのでもったいないですね。
また、「PSEマーク」が付いていないので、新しいランタンを購入した時に転売できません。
これに関しては、「1,500円」で買ったものなのでそれほど痛くもなく、使えなくなるまで使おうと思います。
それ以外は、精神的に「未使用品」の記載が気になりましたが、製品自体はしっかりと使えそうなものなので満足しています。
いかがでしたでしょうか。
気になる部分もありましたが、「ギャラクシーランタン」を破格で購入できたので、これから使い倒していきたいと思います。
皆さんも、新しく充電式ランタンを購入するときには「PSEマーク」の有無をしっかりと確認した方がいいですね。
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以上となります。ご覧いただきありがとうございました。