主に個人的に興味のあるキャンプ道具やキャンプに使えそうなものの紹介。

ダメダメだったお花見キャンプ|ならここの里キャンプ場<後編>

こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。

 

「ならここの里」に、3月29日(金)・30日(土)の二日間滞在した<後編>です。

<前編>はこちらから

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前半だけで「ダメダメ」ポイント4を獲得したむひろ。

後半ではどこまでポイントを伸ばせるか。(← 伸ばしていいのか?)

しかも、後半ではこのキャンプ最大の「ダメダメ」ポイントがっ!

それでは早速いってみましょう!

 

温泉タイム

夕食が終わったら妹たちは帰るので、車の置いてある吊り橋の向こう側に温泉があり、見送りも兼ねて一緒に歩いていきます。

吊り橋を渡ったところで、妹たちとはお別れ。

りんちゃん、初キャンプ楽しかったかな?またキャンプ行こうね(^-^)

お別れした駐車場から、80mほど離れた温泉へ歩いていきます。

 

券売機でチケットを買って入場。

キャンプ客への割引は特にないので、通常の料金を支払います。

大人(中学生以上)510円、子供(3歳以上)300円。

再入場したい場合は、受付の人に言えばスタンプを押してくれるみたいだけど、この日は再入場するつもりはないので、そのまま浴場へ。

ちなみに、女の子は小学校1年生までなら男湯に入れます

 

脱衣所は7、8畳ほどでしょうか。

洗い場には、シャンプーやボディーソープも備え付けられているので、タオルだけでOK。

お風呂は露天風呂もあり、人も少なかったのでゆったりと浸かることができました。

特に露天風呂は貸切状態!


(出典:ならここの湯)

親子3人で、存分に温泉を楽しみました。

お湯は少しとろみがあって、しょっぱかったです。

 

夜の焚き火タイム

温泉から戻ったら、早速焚き火タイムです。

 

すぐにガスバーナーで火をつけて、焚き火を囲みます。

 

早速、芋焼酎の「王道楽土」を飲み始め、炭酸で割って飲んでみようとクーラーボックスにいった時に、「いか徳利」の存在を思い出しました。

このキャンプの目的でもある「いか徳利」を忘れたら目も当てられません。

これはいかんと、そそくさと準備。

夜、妹と飲もうと思っていた「いか徳利」を用意して、日本酒「山田錦」を温めます。

 

「いか徳利」に関した「ダメダメ」ポイントはこちらの記事をご覧ください。

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「いか徳利」は意外とつくっているメーカーが多いので、今度は産地の違うメーカーの「いか徳利」で試してみたいと思います。

「ダメダメ」ポイント5です。

 

せっかく「桜」の近くにテントを設営したのに、「桜」に背を向けてチビチビ「いか徳利」を楽しんでいるダメっぷり

それでも、あっという間に時間が過ぎて、気がついたら夜の22:00前。

 

急いで焚き火を終わらせて、イスやテーブルなどを「リビングシェル」の中に入れて、子供達と一緒に「ケシュア」に潜り込んでおやすみなさい。

明け方気温が5℃位まで下がりましたが、寝袋と毛布一枚で若干寒かったですが、朝までグッスリ眠ることができました。

 

えぇ…

もちろん、寝床の写真もございません・・・

 

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朝5:30起床

ゆずが先に起きて、ハンモックでゆらゆらしていたので、愛犬らるくと一緒に朝のお散歩に出かけました。

 

キャンプ場の朝のこの時間は大好きです。

引き締まってピンとくる空気。

少し硬く靄(もや)のかかった朝の匂い。

自分たち以外誰もいないような世界を堪能できる瞬間。

とても贅沢な時間です。

 

朝ごはん

一通り散歩したら、朝ごはんタイム。

朝ごはんは、手抜きのホットサンド。

具はチョコレートのみと、手抜きこの上ない。

チョコの並べ方が汚いですね…

 

チョコを挟んだら火にかけていきます。

 

お、なかなかうまく焼けたかな。

 

ホットサンドは手軽で失敗がないから楽チンでいいですね。

一応写真映りを気にして、「セリア」のおしゃれ紙皿にのせてパシャり。(← 今更かよ)

 

朝のコーヒーは、ディップスタイルを試してみます。

味はフルーティーさもあり想像以上に良かったのですが、やはりコクが薄く「軽い」です。

良く言えば、キレがあって後味すっきりって感じ。

アメリカンが好きな人はいいかも。

 

説明では「90秒入れて静かに出す」と書いてあったけど、プラス1分入れて飲んでみたら多少濃くなった程度。

それではと、パックを上下にガシガシ振ったら、結構苦みが出てしまいました(^▽^;)

説明通り、あまりガシガシ振るのは良くないですね。

 

らるくもお利口に朝ごはんができるのを待っていました。

もちろん、らるくはドッグフードですよ。

 

撤収開始

8:00を過ぎたので、息子のかーを起こして撤収作業を始めました。

とにかく結露がひどく、「ケシュア」まで結露で濡れています。

 

テントやタープをタオルで拭いて結露を取りますが、天気は曇り空で乾く気配はなし

テントやタープはギリギリまで乾燥させようと、細々したものをノンビリと片付けていきます。

 

しばらくして、車が何台か入ってきました。

どうやら今日の宿泊者がやってきたようです。

時計を見てみると、すでに9:00を回っている…

 

まずい、このペースじゃ10:00チェックアウトに間に合わないかも

 

急いで撤収

急いでペースを上げて撤収します。

すると、新しく入ってきた方が「この後ここにテントを張らせてもらっていいですか?」と声をかけてきたので、もちろん快諾。

 

急いで片付けて、後はテントとタープだけってなった時には、すでに9:40。

なんとか間に合いそうだなと「ケシュア」をたたもうとすると・・・

 

寝床が片付いてない

 

「オーマイガッ!」

終わった・・・

 

次の方ごめんなさいぃ〜〜。

 

心の中でそう叫んで、必死にインフレターマット2つとコット1つを片付けます。

 

寝袋はカバーに入れている時間はないので、そのまま車に放り込みます。

急いで残りの銀マットなどの「ケシュア」の中身を掻(か)き出して、結露で濡れている「ケシュア」を折り畳みますが、こんな時に限ってうまく折りたためない、あるある状態発生

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とりあえず「ケシュア」は放置して、「タープ」と「リビングシェル」を撤収。

なんとかスペースを空けられたのは10:15でした。

 

「ダメダメ」ですね。「ダメダメ」ポイント6です。

 

やっと帰れる?

「お待たせしました」と、次の方に挨拶して「ケシュア」をたたみます。

この時は何故かすんなりとたためて、車に詰み込んで「さぁ帰ろう!」と車のキーを回すと…

 

エンジンがかからない!

 

まじか・・・

まさかのバッテリー上がり

 

「嘘だろ、オイ」と、車に突っ込んでみたところでエンジンがかかるはずもなく、仕方ないので受付棟へ。

 

受付棟に行く道中で実家に連絡して、ケーブルと念のため予備バッテリーを持ってきてもらうよう連絡。

すると妹が持ってきてくれるというので、お願いした。

 

受付棟に行って、バッテリー上がりになっていることと、30〜40分くらいで救助に来てもらえることを伝えると、「ああ、そうなんですか。いいですよ〜。」と、ゆるいけどありがたいお言葉をいただきました。

 

救助を待つ

サイトに戻って、次の方にバッテリーが上がって車が動かせないことと、後30分くらいで助けが来ることを伝えるました。

すると、優しそうなママさんから「うちも以前バッテリー上りしたことがあって、大変ですね。ケーブルを持っていればよかったんですが、持っていないのでごめんなさい。うちのことは気にしなくていいですから。」(大体こんな感じの内容)と優しいお言葉。

 

なんて優しくて笑顔の素敵なママさんなんでしょう。(マスクをしていましたが柔らかい言葉づかいや優しい目でわかります)

そんな、迷惑をかけている素敵な相手に謝らせてしまうなんて、本当に「ダメダメ」です。

「ダメダメ」ポイント7です。

 

待っている間何もすることがないので、そのまま突っ込んだ寝袋をたたもうかと思ってバックドアを開けようとしても、バッテリーが上がっているので開かない。

それに、この状況で場内の写真を撮るメンタルの強さもないし充電もないので、ボーっとご迷惑をおかけしている次の方のテント設営を見ていました。

 

最初は「しろくまのテント」かと思っていたけど、ちょっと違う。

もしかして「シブレー」のテントかな〜とか考えながら見ていました。

 

テントを立てるにも、うちの車が邪魔でペグ打ちすることができず、本当にご迷惑をおかけしました。

 

なかなか来ない救助

11:15分を過ぎても、まだ救助が来る気配がないので電話をしてみると、山道をのんびり走っているので、もう少しで着くことのこと。

 

救助に来てもらっている身なので何も言えないけど、「のんびりはないだろ〜」と思いながら、受付に出迎えに行きます。

 

その時、ご迷惑をおかけしているママさんが、「かい、ふー、手伝って〜」の声が聞こえました。

「え?かい、ふー?ベルテント?それに愛知県のご当地ナンバー?」

 

受付に向かいながら、もしかして、あの有名なブロガーさんのご家族なのかなと一瞬思いましたが、まさかそんな偶然はないだろうと考え直しました。

 

受付に着くとすぐ妹も到着し、妹の車に乗り込んでバッテリーの上がった自分の車へ。

着いたらすぐにケーブルを接続して、一発でエンジン始動!

 

「やっと帰れる〜」

 

と言う気持ちより、

 

「迷惑をかけまくっているこの場から早く消え去りたい」

 

と言う気持ちでいっぱいでした。

 

ご迷惑をおかけした次の方に、もう一度お詫びをして帰路につきます。

 

途中受付によって、延長料金を支払おうとしましたが、「いらないよ(キラン☆)」とのことだったので、ありがたくご好意に甘えさせてもらいました。

 

まとめ

実家に戻った後、ツイッターを見てみるとある方が上の画像とほぼ同じアングルで、「お花見キャンプ始めます!」のつぶやきが!

 

「まじか、本物だったんだ」

 

すぐに図々しくもツイッターのダイレクトメールで確認させてもらうと、ペロティさんご本人様でした。

私と遭遇したことを、ブログで紹介してくれました。その時の記事はこちらからどうぞ。
リーマンパパがキャンプをはじめました【愛知発】

こんばんは。 焚き火くさい服を洗濯機に放り込んで置いたら他の洗濯物にも焚き火の匂いが移ってしまってママに怒叱られたペロテ…

 

 

ブロガーさんに出会ったのは初めてです。

世の中って狭いですね。

こんな偶然もあるんだな〜って、感心しました。

 

でも、ペロティさんの写真が上の写真と同じアングルの写真じゃなかったら、気がつかなかったかもしれません。

ホント、偶然やキッカケって面白いですね。

 

「ペロティさん」と「ならここの里」さんには、この場をお借りしてもう一度お詫び申し上げます。

また、どこかのキャンプ場で会うことがありましたら、是非よろしくお願いします。

その時は、一緒に酒でも飲みながらお話しさせてください。

 

いかがでしたでしょうか。

今回の「ダメダメキャンプ」の締めくくりは、まさかのバッテリー上がり

しかも、有名ブロガーさんに出会って迷惑までかけてしまうダメサプライズぶり

 

皆さんも、寒暖の差が大きい時期にキャンプに行く場合は、車の点検もした方がいいですよ。

キャンプ場でのバッテリー上がりは、マジで肩身が狭いです!

 

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