
(出典:スノーピーク)
こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。
地面にレジャーシート広げて使っていると、砂利や芝生が入ってきて気になることってありませんか?
気をつけていても、いつの間にか進入してくる砂利や芝生たち。
特に子供達はなぜかダッシュやってきて、わざわざ砂利を入れるかのようにレジャーシートの手前で急停車し、靴を脱ぎ捨てて戻ってくる。
ひどいときなど、脱ぎ捨てた靴がレジャーシートの上に転がってることもしばしば…
やっぱり、レジャーシートの上に砂利が転がってたら危ないし嫌ですよね。
そんな子供達の猛ダッシュにも負けないで、砂利や芝生の進入をガードしてくれるのが「リビングシート」です!
「リビングシート」とは、砂利や芝生が入るのを防ぐために、縁(ふち)が立っているシートのことです。
縁が立っていることにより、砂利や芝生の進入を防いでくれますので、あの煩(わずら)わしさから解消させてくれます。
しかも、短いペグ4本で簡単に縁を立てることができるので、設置も楽々。
そんな、外部からの砂利や芝生の進入を防いでくれる優秀な「リビングシート」をご紹介させていただきます。
【スノーピーク】リビングシート(TM-380)

(出典:スノーピーク)
タープの下やシェルターの中などでグランドスタイルを実現できるリビングシート。ふちが10cm立ち上がっており、泥はねや土、水の侵入を防ぎます。
足を伸ばして座ったり、横になったり、ゆったりとくつろぐことができます。
シートの生地は汚れや水にも強いスペック。
TM-385 リビングシート フロアマットとあわせて使うことでレジャーシート代わりに 多様なシーンで活躍します。
サイズ | 300×160×10(h)cm |
---|---|
収納サイズ | 24×44cm |
重量 | 1.1kg |
セット内容 | 本体、ジュラルミンペグ(17cm×4)、収納ケース、ペグケース |
材質 | 210Dポリエステルオックス・PUコーティング耐水圧1,800mmミニマム |
サイズ300×160cmは、畳3畳の270×180と比べると横長ですが、面積は同じです。
座卓をみんなで囲んで…となると、縦方向がやや狭いですが、横に広い方が荷物スペースを作りやすいので、使い勝手は良さそうです。
リビングシェルのインナールームの前に敷くと、横幅がピッタリなので個人的には、ここも嬉しいポイント。
(スノーピーク公式より) こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 むひろ家ではスノーピークのアメニティドームも所有していましたが、現在はリビングシェル単体で運用しています[…]
- 10cmの立ち上がり
- 耐水圧1800mmミニマム
- 設置は短いペグでOK
1. 10cmの立ち上がりがポイント

(出典:スノーピーク)
このリビングシートの10cmの立ち上がりが、砂利や芝生の進入を防いでくれるポイント。
この立ち上がっている側面が「ヘナ」っとならないように、長辺部分には三角形のストッパーがついています。
これはマジックテープで留めるだけですので、簡単です。
2. 耐水圧が1800mmミニマムで安心
「耐水圧1800mm」は、成人男性が座った時の圧力と同じくらいと言われていますので、地面が湿っていても、水が染み込んでくるのをしっかりとガードしてくれます。
ちなみに、スノーピークは「ミニマム」という表示を使っていますが、これは「製品のどの部分でも最低1800mmの耐水圧を保証しますよ」ということ。
例えばテントでもそうですが、「耐水圧3000mm」と表記のあるものは「最高3000mm」であって、縫い目のところはもっと耐水圧は落ちます。
対してスノーピークは「最低1800mm」なので、一番弱い縫い目の部分でも「耐水圧1800mm」を保証されているので安心ということです。
耐水圧の表示はややこしいので、「最高」と「最低」の2つの表示を義務付けてくれると判断しやすいですね。

(出典:スノーピーク)
3. リビングシートのコーナーは、短いペグで固定します。
地面が柔らかければ手で刺して固定できるので、設置も簡単です。
もし短いペグを忘れても、見栄えは悪くなりますが、四隅に荷物を置いたり大き目の石を置いたりすれば、縁を立てて使うことができます。

(出典:スノーピーク)
この画像は、ソロ用のテントの「ヘキサイーズ1」の前に「リビングシート」を置いたものです。
こんな感じでミニマムなごろ寝キャンプもいいなって思います。
リビングシート フロアマット(TM-385)
サイズ | 155×295cm |
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収納サイズ | 72×9×54(h)cm |
重量 | 2.9kg |
セット内容 | 本体、収納ケース |
材質 | 表生地/68Ðポリエステルタフタ・PUコーティング、裏生地/PVC、中芯/ウレタン5mm |
画像のように、リビングシートの中に敷く専用のフロアマットです。
製品情報をみると、アメニティドームのフロアマットと同等の製品のようです。
アメニティドームのフロアマットは、厚みが5cmあって素材がしっかりしているので、地面が多少デコボコしていても、とても快適に過ごすことができる優秀なマットです。
しかし、気になる部分があります。
デメリット
- 価格が12,500円(税別)とリビングシート(10,800円)より高い
- 収納サイズが72×9×54(h)cmとかさ張る
- 2.9kgとリビングシート(1,1kg)より重い
あのフロアマットの座り心地は快適なので個人的には欲しいですが、価格が「リビングシート」より高額なのと、収納サイズがかさ張るのがネックですね。
【コールマン】リビングフロアシート270
サイズ | 約270 X 270 cm |
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収納サイズ | 約 30 X 45 cm |
重量 | 約1.5Kg |
セット内容 | スチールペグ、収納ケース |
材質 | 300Dポリエステルオックス、PVC (コーナー) |
サイズが270と320の二種類ありますが、使いやすいのは270の方です。
数字だけで比べると270は小さく感じますが、270のサイズは四畳半と同じ大きさですので、270のサイズがあれば十分なスペースが確保できます。
逆に、あまりサイズが大きいと、大きすぎて持て余し気味になります。
例えばテントの中に入れてお座敷スタイルにしたくても、ランドロックのような大型のテントでない限り大きすぎて入りません。
対して270のサイズは、通常の2ルームテントのリビング部分に入るギリギリの大きさになります。
ギリギリの場合は靴置き場がなかったり、設置に工夫が必要だったりなど、少し不便を感じるかもしれません。
コールマンの「リビングフロアシート」も、スノーピークの「リビングシート」と同じように設置できるので、簡単に使うことができますね。
【ogawa】リビングシート(ティエラ用)
サイズ | 270×190cm |
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重量 | 約3.5kg |
セット内容 | 収納袋 |
材質 | PVC |
リビングシートの中では、ダントツの防水性のを誇りますが、その分、重く価格も高くなります。
ワンサイズ大きい「ロッジ用」の310×210cmも、同じ価格で販売されています。
サイズはコールマンの時と同じ理由で、汎用性を考えると270×190cmの方が使い易いと思います。
この画像が、オガワの「ティエラ」に入れた様子です。
あの「ティエラ」で、270×190cmが丁度良いサイズとなりますので、やはり300cmを超えると少し使いづらくなりそうです。
こう見ると、様々な2ルームテントにマッチする汎用性の高いサイズは、270×180cmの三畳タイプがベストですね。
考察
「スノーピーク」「コールマン」「オガワ」から、3種類の「リビングシート」が発売されていますが、この中でどれが一番買いなのか。
サイズ・重さ・価格で比べてみます。
サイズ | 重さ | 価格(税込) | |
スノーピーク | 300×160cm | 1.1kg | 11,664円 |
コールマン | 270 X 270 cm | 約1.5Kg | 12,567円 |
オガワ | 270×190cm | 約3.5kg | 19,440円 |
結 果
- サイズは「オガワ」
- 重さは「スノーピーク」
- 値段は「スノーピーク」
様々な2ルームテントにマッチする汎用性の高いサイズは、270×180cmの三畳タイプがベストだと考えますので、サイズ的には「オガワ」の270×190cmが理想です。
ただし「オガワ」は、長靴でも使われている「PVC」なので、水を一切通さない安心がありますが、その分価格と値段が高くなってしまいます。
そこまで高性能の耐水性を求るのでなければ、値段と重さはデメリットになるので候補から外れます。
「スノーピーク」と「コールマン」を比べると、若干「スノーピーク」の方が価格と重さの面で優れていますが、面積比で考えれば同等になります。
「コールマン」の形状は一般的な形になりますので、市販のレジャーシートがスッポリ入る利点があります。
対して「スノーピーク」は横長の形状となるので、縦幅で合わせてレジャーシートを買うと横幅が大分余ります。
その場合は、足りない部分を荷物置きにするなどすれば、メリハリがついていいかもしれません。
又は、大きめのレジャーマットを買って半分に折って使えば、クッション性が増していいかも。
もしくは、値段は高くなりますが、座り心地の良い専用のフロアマットを用意すれば完璧です。
値段を無視して考えると、「コールマンのリビングフロアシート」に、「アメニティドームMのフロアマット」をセットして使っても快適に使えそうです。
最終的にはテントを選びますが、冬のおこもりキャンプも楽しみたいなら「コールマン」、スマートに使える汎用性の高さなら「スノーピーク」で選ぶのが良いかと思います。
まとめ
「リビングシート」は1万円を超えてしまうため高価に感じますが、キャンプだけではなく、お花見や運動会などの普段のレジャーシートとして使えることを考えると、決して高くないものだと思います。
それに、地面が湿っていても使えるので、雨上がりの日でも、泥や泥水のことを心配しないで使えるのは嬉しいですよね。
しかし、万能に思える「リビングシート」ですが、浜辺では使わない方が良さそうです。
砂利などが入りにくいということは、逆に「入ったら出しにくい」ことにつながるので、浜辺で使うと入ってしまった砂を出すのに苦労しそうです。
いかがでしたでしょうか。
「リビングシート」があれば、あの砂利や芝生の進入を防いでくれます。
いつの間にか入っていた砂利を踏んで痛い思いや怪我をしないように、小さいお子さんをお持ちの方や不意の事故を防ぎたい方は、この機会に揃えてみてはいかがでしょうか。
<今回ご紹介した商品>
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