
まだキーンとした冷たさが漂う朝もやのなか。
お湯をゆっくり沸かして、豆をゴリゴリと挽いて、立ちのぼる湯気とともにコーヒーを一口飲む。
まだ眠っているサイトが、少しずつ動き出すのを感じながらの、あの静かな時間。マジ最高ですよね!
それから夕食後のまったりした時間。
焚き火の炎がゆらゆら揺れる横で、頭上には満天の星。
そんな場面で飲むコーヒーって、なんで家で飲むより何倍も美味しく感じるんでしょうね。
正直あの感覚、一度知ってしまうともう戻れない。
でも「豆から挽くって、道具がかさばりそう…」「設営で疲れてるのにそこまでする?」って思う気持ちもわかります。
かつてのむひろもそうでした。
インスタントを飲みながら「まあこれでいいか」と自分をごまかしていた時期もありました。
でも、ひとたびキャンプで挽きたてコーヒーを飲んでみたら、——もう完全に沼でした(笑)。
そんなむひろが愛用しているのが TIMEMORE(タイムモア)のコーヒーミル。
今回は、むひろが使っているC3 PROの後継モデル、C3S PROを紹介します!
TIMEMORE C3S PROってどんなミル?
TIMEMOREは2012年に中国・上海で生まれたコーヒー器具ブランド。
「プロフェッショナル+美学」をコンセプトに、スタイリッシュなデザインと高い性能を両立させた製品で、コーヒー好きの間ではかなり有名な存在です。


基本スペック
| 材質 | ステンレス・アルミ(全金属) |
| 刃 | S2C 660 ステンレス製(特許取得済み) |
| サイズ | 本体147x52mm |
| ハンドル | 折りたたみ式 |
| 重量 | 約585g |
| 容量 | 約25g |
見た目は無骨でスタイリッシュ。ダイヤモンドグリッドと呼ばれる格子状の表面加工が手に馴染み、グリップも抜群です。
道具として持っているだけで気分が上がります!
ちょっと待って!安いミルを買うと後悔するかもしれない話

コーヒーミルを調べると、キャプテンスタッグからなど、3,000〜5,000円台のものもたくさん出ている。
「とりあえず試してみようかな」と安いものに手を出したくなる気持ち、すごくわかります。
でも、ここだけは正直に言わせてください。
安いミルは、ほぼセラミック刃。
セラミック刃の何が問題かというと、「挽くのがとにかくダルい」。
ゴリゴリゴリ…と力を込めて永遠に回し続けないといけない。
20gを挽くだけで腕がダルくなって、途中でやめたくなる。
豆を挽くたびに「またこれか…」ってなる。
完全に苦行(笑)。
一方、C3S PROに使われているのはステンレス製の臼刃(S2C 660刃)。
刃の切れ味が全然違って、ザクザクと軽い力で挽けます。
同じ「手挽き」でも、快適さがまるで別物。
豆を挽くのも約30秒で終わり丁度良く、削るのも楽しい。
最初からこっちを買っておけばよかった、というのがコーヒーミルあるある。
値段の差は、そのまま「挽く体験の差」に直結している。
コーヒーミルは毎回使うものだからこそ、ここをケチるとマジで後悔する。
10,000円超えは決して安くないけど、使うたびにストレスゼロで、楽しく豆を挽けるなら、これは立派な投資です。
わたしが使っているC3 PROとの違いは?
わたしは現在、旧モデルのC3 PROを愛用していますが、後継のC3S PROではいくつか重要な改良が加えられています。
蓋がプラスチック→アルミニウム合金(金属)に変更

本体がダイヤモンド加工された以外、見た目は変わりません。
上蓋もぱっと見ではどちらが金属かもわからないくらい。
でも、これには重要な理由があって——プラスチックの蓋は、使い続けるうちに回す振動や力で亀裂が入り、最悪割れてしまうという不具合があったんです。
実はむひろのC3 PROも、ハンドル下の蓋にひびが入っている(泣)。
「これいつか割れるな…」と思いながら使い続けているのが現状(笑)。
C3S PROではこの弱点をしっかり改良。
地味に見えて、長く使うことを考えるとかなり大事なアップデートです。
底面にシリコーン製すべり止めが追加
挽いているときにテーブルの上でずれにくくなり、安定感がアップ。
金属とテーブルが当たるカタカタ音も軽減されています。
臼刃・挽き心地・基本性能は同じ
刃はS2C 660刃なので、挽き上がりの味や使いやすさは変わらず安心。
C3 PROをすでに持っているわたしとしては「買い替えるほどではないけど、これから買うなら絶対C3S PROの方がいい!」という感じです。
実際に使ってみてよかったこと(メリット)
① ハンドルが折りたためるから持ち運びがラク
一番のポイントはここ!
「TIMEMORE C3S」 と 「PRO」 の違いは、ハンドルが折りたためるかどうかの違い。
ハンドルを折りたたむとコンパクトになって、バッグにすっぽり収まります。
キャンプの荷物ってどんどん増えていくじゃないですか。
このコンパクトさは本当にありがたい。
② デザインがかっこよくて所有感が爆上がり
オールメタルボディのスタイリッシュさがたまらない。
サイトに置いてあるだけで雰囲気が出る。(と思っている)
友達パパさんに「なんかそれいい感じですね」って言われたときの嬉しさ、伝わりますか(笑)?
自己満足度MAX間違いなしです。
③ 挽き心地がなめらかで「手挽き感」が楽しい
特許取得済みのS2C臼刃のおかげで、軽い力でザクザクと挽けます。
朝もやのなかでゆっくり豆を挽く、あの時間がもっと気持ちよくなります。
子どもも喜んで手伝ってくれますよ。
④ 均一に挽けるからコーヒーが美味しくなる
微粉が少なく粒度が均一に仕上がるので、雑味のないクリアな味わいに。
世界大会に出ているバリスタも使用しているくらい、信用度の高い「TIMEMORE」。
焚き火を眺めながら飲むコーヒーが、さらにもう一段美味しくなります。
正直に言うデメリット
挽いた後の粉が本体に付着する

豆を挽くと静電気が発生して、粉が本体に付着してしまう。
これはどのミルでも起きることですが、対策として豆に水をワンプッシュしてから挽くとだいぶ変わる。
それでもつくものは付くので、刷毛でのメンテは必須。
ただ、挽き終わった後に本体を手に持って、側面をトントンと一周叩きながら粉を落とす——この儀式がまた気持ちいいんですよね(笑)。
オールメタルボディだから手に響く感触もよくて、個人的にはメンテナンスの時間もニヤニヤしながら楽しんでいます。
道具好きにはわかってもらえるかな(笑)。
容量は1〜2杯分(約20g)
一度に挽けるのが20g前後なので、家族4人分を一気に挽きたい場合は2回に分ける必要があります。
ファミリーキャンプで全員分を一気に淹れたいなら、容量30gの「MAX」モデルの方が向いているかもしれません。
ただ、のんびり一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルなら全然問題なし。
むしろそれがキャンプらしくていい、と思っています。
オールメタルなので少し重い
ボディはアルミ、刃はステンレスと、ほぼオールメタルな構造のため、重さは500gを超える。
手に持つとズッシリとした存在感を感じます。
ただ、これがデメリットかというと……正直半分は魅力だったりするんですよね。
ひんやりと伝わる金属の質感と、あの重厚感。
「ちゃんとした道具を使ってる」という安心感というか、所有欲を満たしてくれる感じがあって、個人的にはむしろ好きだったりします(笑)。
豆知識コーナー:コーヒー豆、何を使う?
せっかく手挽きミルを使うなら、豆選びも楽しんでほしい!
スーパーで買えるむひろのおすすめ豆を紹介します。
コスパ最強のお手軽豆
業務スーパーで売っている「ラグジュアリッチ モカブレンド豆【中煎り】360g」。
これでコップに並々氷を入れてアイスコーヒーを作ると、なんと一口目がジェネリックセブンイレブンのコーヒー!
キャンプのアイスコーヒーに、ぜひ試してみてください。
ラグジュアリッチ モカブレンド豆【中煎り】360g(Amazon)
※ネットは激高なので実店舗へ
個人的に一番好きな豆
KEY COFFEEのモカブレンド。
スーパーで買える豆のなかで、ちゃんとモカらしい香りと風味を感じられる、個人的には唯一の豆。
焚き火の揺れる炎を見ながらこれを一口飲んだときの幸福感は、もう言葉になりません。
ここだけの話、このコーヒーを飲みたくてキャンプに行っているまである(笑)。
豆の保管は100均のガラス容器で十分

豆はそのまま袋で保管しても全然問題ないんですが、100均のガラス容器に移し替えるだけで満足度がぐっと上がる。
豆が透けて見えるので机の上に置いても絵になるし、インテリアとしてもサマになる。
「ちゃんとコーヒーやってる感」が自己満足度をじわじわ上げてくれるんですよね(笑)。
さらにダイソーで300円出すと蓋が竹製のものが手に入って、ちょっと高見え感もアップ。
ミルと並べてサイトに置いたら、それだけでオシャレキャンパー感が出ますよ。
こんな人にオススメ!
・手間はほぼ変わらないけど所有感が爆上がりするギアが好きな方
・コーヒー初心者で、まずは手軽に本格感を出してみたい方
・キャンプだけでなく、美味しいコーヒーを楽しみたい方
まとめ

TIMEMORE C3S PROは、コンパクトさ・スタイリッシュさ・使いやすさ・耐久性のすべてを高いレベルでまとめ上げたコーヒーミル。
旧モデルのC3 PROからさらに実用性が上がって、アウトドアに連れ出したくなる一台に仕上がっています。
朝もやのなかで豆を挽く時間も、夜の焚き火の前でコーヒーを飲む時間も——この一台があるだけで、キャンプの体験がぐっと豊かになります。
「コーヒーを淹れる時間」を自分と家族へのご褒美にしてあげてください。
1万円ちょっとの投資で、キャンプの満足度が格段に上がり、家でもおいしいコーヒーが飲める。
むしろコスパ最高だと思っています。
気になった方は、ぜひ一度チェックしてみてください!
きっとキャンプのコーヒー時間が変わりますよ。
画像は「TIMEMORE公式サイト」さんからお借りしました。