こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。
久しぶりにユニフレーム「fan5DX」の鍋セットを見てみると、フライパンに焦げがついたままでした。
こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 アウトドアで使うキッチンウェアの「鍋」は、みなさん何をお使いですか? 初めのうちは家にある鍋を持っていくことが多いと思いますが[…]
これは前回のグルキャンの撤収のときに気づいていたけど、後でやればいいやと放置したままでした。
グルキャン以降は、お手軽バーベキューキャンプしかしていなかったので、fan5DXを使用することなく、すっかり忘れていたのです。
今回はこの焦げを落としてみたいと思います。慣れないうちは、ライスクッカーを焦げ付かせてしまう人もいるかもしれません。
そんな方にも参考になると思いますので、読んでみてください。
fan5フライパンの焦付きの落とし方
鍋の焦付き落としは、重曹(100均で売っています)を使ったやり方が一般的だと思います。
むひろもその知識はあったので、重曹を使って焦付き落としをしてみました。
しかぁ〜し、後で知ったことなのですが、アルミ製の鍋に重曹はご法度!
このことを知ったのは、一度重曹でフライパンの焦付きを落とした後まだ少し残っていたので、「新品同様になりました!」的なインパクトが欲しくてリサーチした結果、重大な事実を突きつけられたわけです。・゚゚ ‘゜(*/□\*) ‘゜゚゚・。 ウワァーン!!
その突きつけられた事実とは、アルミ製の鍋に重曹を使うと、重曹とアルミが化学反応を起こしてアルミ鍋が変色してしまうとのこと。
「マジか、やっちまった・・・」
だがしかし、fan5のフライパンはフッ素加工がしてあった!
これは日頃の行いが良かったとしか言いようがないが(←おい)、重曹を入れて焦付き落としをした部分はフライパンの内側のフッ素加工をしてある面であり、直接アルミと重曹が反応するのを防いでくれていました。
結果、フライパンの外側を見回しても特に変色している部分もなく、事なきを得ました。
ホッとした一面、ブログ的には「失敗したよ。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。ビエェーン」の方が良かったかもと一瞬思ってしまった事は内緒です。
今回試したやり方は、①重曹を使って焦付きを落とす方法、②お酢を使って焦付きを落とす方法、の2つです。お酢を使ったやり方は「アルミ鍋の焦付き落としには一番お勧めの方法」らしいので、それも試してみました。
結果的に鍋の変色もなく、そんなに気にならないくらいに落ちましたので、その方法を紹介します。
重曹を使ったフライパンの焦付きの落とし方
①まず焦付きが全て隠れるように水を3cmくらい入れます。
底面の焦付きだけだったのですが、このあと火にかけていくので、水が蒸発ないしないように3cmくらい水を入れました。
②重曹を大さじ1〜2杯入れます。たくさん入れすぎても効果は変わらないので、入れすぎに注意。
むひろは大さじ2杯入れましたが、重曹の白い結晶が鍋のあちこちにたくさん付着したので、大さじ1杯で十分だと思います。
③火にかけて10分間煮ます。結構強火でガンガンやって、重曹の白い結晶があちこちにたくさん付着してしまいましたので、一度沸騰したらトロ火〜弱火でコトコト煮込むくらいが良さそうです。
④10分間煮たら火を止めて、10分待ちます。この待っている10分間で、重曹と焦付きを馴染ませます。
本当は1晩寝かせた方がいいようですが、せっかちなので10分間でやってみました。
フライパンの側面に付いている白い結晶が重曹です。
⑤スポンジと食器用洗剤で洗い流します。
結果、だいぶきれいになりましたが、フライパンの上部と下部に薄く茶色いシミが残っています。
茶色いシミを拡大してみましょう。
分かりづらいですが、青い丸に囲まれている部分にまだ茶色いシミが残っています。
お酢を使ったフライパンの焦付きの落とし方
焦付きの落とし方や手順は、重曹を使ったやり方とほとんど変わりません。水を張った後に入れるお酢の分量も大さじ2〜3杯でOKです。
が、「新品同様になりました!」的なインパクトが欲しくて、今回原液でやってみました。(←ただのアホです)
①お酢をそのまま1cm入れる。
②10分間煮る。

※換気必須です。次の日も部屋がお酢くさくてママに怒られました。
③10分間放置。
④スポンジと食器用洗剤で洗う。
結果、フライパンの上部と下部にあった茶色いシミが、だいぶ目立たなくなりました。
拡大してみましょう。
茶色いシミは取れて、白い模様が少し残っています。
取り敢えず、ここまで取れればいいかな。
もう部屋がお酢くさくて、これ以上やる気にはなれませんでした。
焦付き落としの注意事項
今回試した
- 重曹を使って焦付きを落とす方法
- お酢を使って焦付きを落とす方法
ですが、それぞれに注意事項があります。
①の重曹を使ったやり方の注意事項
アルミは重曹と化学反応を起こして、「黒ずみ」を作ります。この「黒ずみ」は、アルミが変化したものなので、こすっても取れません。
ただし、「黒ずみ」は人体に影響はありませんので、そのまま使用しても大丈夫です。
フッ素加工(テフロン加工と同じです。テフロンはデュポン社の商標です)のものは、重曹を入れて沸騰させて放置するのはいいのですが、そのあと重曹水でゴシゴシこするとフッ素加工を痛めることがあるそうです。
スポンジでこするときは、鍋の重曹水を捨てて一度水で流してからの方が良さそうです。
②お酢を使ったやり方の注意事項
まず第一に、部屋がお酢臭くなるので換気を十分にしてください。
もしくは、野外で行うのが良いです。むひろは換気扇も回さずにやてしまったので、お酢くさくて吐きそうになりました・゚・(ノД`;)・゚・
お酢の焦付き落としは、「アルミ鍋の焦付き落としには一番お勧めの方法」としてweb上に情報が散乱しています。
しかし、アルミはお酢にも弱いです。
重曹にもお酢にも弱いのに、なぜアルミ鍋の焦付き落としにお酢がいいのか?
それは個々の腐食速度によるようです。
重曹の方が比較的短時間で変色が始まるので、お酢を使って焦付きを落とすのです。
ただし、お酢もアルミを溶かしてしまうので、お酢を入れたまま一晩寝かせるとかはNGです。
一時期、アルミがアルツハイマー病を引き起こすと言われたことがありました。
真偽のほどはわかりませんが、大量に溶け出したアルミの摂取は、人体にあまり良い影響を与えないのは事実のようです。
対して、お酢に関しては、フッ素加工のものはそこまで神経質にならなくて良いようです。
まとめ
今回、①重曹を使って焦付きを落とす方法、②お酢を使って焦付きを落とす方法、の2つを試してみました。
結果、お酢の方が原液ということもあり、かなり綺麗に落とすことができました。
ただし、お酢でシミが薄くなったのも、重曹で落ちやすくなっていたからかもしれません。
また今回は、つけおき時間が10分間と短い時間でのチャレンジでしたので、つけおき時間をもっと長くすれば白い模様もまだ薄くなるかもしれません。
今回試した①の重曹を使って焦付きを落とす方法も、冷静に考えれば「フッ素加工についた焦付き落とし」をしているので、そこまで神経質にならなくても良いのかもしれません。
アルミに重曹はNGですが、むひろのフライパンは大丈夫でした。
ただし、絶対に大丈夫という保証はできませんので、重曹を使う場合は自己責任でお願いします。
これらのことから、fan5のフライパンの焦付き落としは「お酢を使った焦付き落とし」をお試しするのが良いと思います。
重曹は常備していなくても、お酢ならご家庭にあると思いますので、すぐに試せるのも理由の一つです。
ただし、お酢を使う場合はくれぐれも換気を忘れずに!
しつこいようですが、本当に臭いです。次の日も臭いが残ります。臭い臭いと言われ肩身がせまいです。
地獄です…
いかがでしたでしょうか。
今回はフライパンにについてしまった焦付き落としをしてみましたが、飯盒やライスクッカーも焦付きさせやすいと思います。
もしライスクッカーを焦げ付かせてしまったら、焦付き落としの参考にしていただけると嬉しいです。
今回は安易に知っている方法でやってしまいましたが、何か試すときはよくリサーチをしてからやることをお勧めします。
じゃないと、むひろのようにメチャクチャ焦って涙目になってしまいますよヾ(;´▽`A“アセアセ