「ハリオ」でつくった「サングリア」を一晩で飲んでしまい、酔っ払ってブログを書けなかったむひろです。
先日コストコで買った「ハリオ」を使って、早速「サングリア」をつくってみました。
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「サングア」はアルゼンチンに行った時に、よくつくって飲んでいました。
その時にたどり着いたレシピを公開します。
サングリアについて
「サングリア」は、ワインにフルーツやシナモン、ラム酒やブランデー、甘味料などを入れて1日〜2日漬け込む混成酒です。
しかし、日本では、アルコール度数20度以下の酒で混成酒(梅酒など)をつくることは酒税法で禁止されているので、漬け込む必要のある通常のレシピで「サングリア」をつくることはできません。
通常のレシピでつくれなかったら、そもそも「サングリア」ではなくなります。
実は、スペインでもそうですが、アルゼンチンでも「サングリア」は現地の人はあまり飲まれていません。
現地の人は「サングリア」より「ティント・デ・ペラーノ」「カリモーチョ」「キティ」などを好んで飲んでいます。
これらは、それぞれ、赤ワインを「ソーダ」「コーラ」「ジンジャーエール」で割ったものです。
割る素材によって名前が変わってややこしいので、当ブログでは「炭酸」で割るものは「ティント・デ・ペラーノ」で統一します。
「サングリア風」の「ティント・デ・ペラーノ」
「サングリア風」の飲み物として、「ティント・デ・ペラーノ」という、赤ワインをソーダや炭酸ジュースで割ったカクテルがあります。
つくり方は、手軽に「ファンタレモン」や「ファンタオレンジ」、「コーラ」、「三ツ矢サイダー」などを、1:1の割合で割ってあげれば出来上がりです。
好みですが、「甘めの炭酸ジュース」で割ると飲みやすいですよ。
今回つくったものはコレ
漬け込むことができないので、厳密には「サングリア」ではないですが、漬け込む前状態のものでも美味しいので、そのレシピをご紹介します。
材料
用意するもの
- 赤ワイン
- オレンジ 1/2
- レモン 1/2
- イチゴ 3個
- 100%アップルジュース 100cc
- ガムシロップ 2つ
赤ワイン
今回用意した赤ワインは、近所のドラッグストアで一番安かった「サントリー デリカメゾン旨み赤 ミディアムボディ」300円です。
「サングリア」は、安いワインの方が、美味しく飲みやすくなります。
赤ワインは、「ミディアムボディ」か「ライトボディ」を選んでください。
「フルボディ」ですと渋みが強くなるので、爽やかさがなくなります。
いちご
いちごは、味を出すというより「食用」です。
ワインに入れた「いちご」を食べると美味しいので、当レシピでは「食用」として入れています。
アップルジュース
100%ならどれでもいいですが、「果肉入り」の方が飲んだ時によりコクが出ます。
「サングリア」のつくり方
手順
- オレンジとレモンをそれぞれ半分に切り、切った半分を4等分します。
- イチゴはヘタをとって、半分にします。
- オレンジとレモンは絞って皮ごと「ハリオ」に入れます。
- イチゴを入れたら、アップルジュースを100cc注ぎます。
- ガムシロップ2個入れます。
- 赤ワインを注いで静かにかき混ぜる。
- 冷蔵庫で冷やしたら完成!
③フルーツを絞って、形を整えてから「ハリオ」に入れた状態。
⑤最後に赤ワインを注いだ状態。
赤ワインを最後に入れる理由は、つぶした果肉をワインにあまり混ぜないようにして、口当たりをスッキリさせるためです。
問題発生!
冷蔵庫で冷やしている間、少々外出したのですが、帰って冷蔵庫を開けてみると・・・
「サングリア」が半分無くなっている!
「ナンデダーーーーーーーーー!」
犯人はママでした。
ママ曰く…
「ちょっと、味見しただけよ。」
「少しくらいなら、わからないと思って。」
少しって、半分もなくなってますが・・・
「みんなに美味しく飲んでもらうために試飲して何が悪い!」
(GWのファミキャン用の試作でした)
「これでも途中で止めてあげたのよ。」
「まぁ、でも本物に近い味だね。」
「これならいいんじゃない。」
お褒めの言葉なのか、逆切れされたのかわかりませんが、満足はしてくれたようです。
ちなみにママは昔、東京の某有名ホテルのラウンジでバーテンダーをしていたことがあり、家にマイシェーカーがあるくらいカクテルにはうるさいのです。
そのくせ、レシピは一切教えてくれないドケチ秘密主義者です。
追加補充
仕方ないので、余っていた赤ワインとりんごジュースを少々継ぎ足して飲んでみると…
うまい!
久々につくった割には結構いい感じでできました。
私のレシピのコツは、100%のりんごジュースを入れることです。
オレンジジュースを入れる人が多いと思いますが、りんごジュースの方がコクと甘みが出ます。
すりおろしりんごもいいのですが、あまり入れてしまうと「サングリア」が濁ってしまうのと、飲むときに異物感が出てしまいます。
かといって少ないと、コクと甘みが出ないので物足りなくなってしまいます。
りんごは切って漬けるより、ジュースで入れた方が断然オススメです。
ちなみに、爽やかなフルーティさを出したいなら、オレンジジュースを少し足してあげるとフレッシュさが増しますので、お好みでプラスしてみてください。
一人晩酌
とりあえず、また飲まれる前に写真を撮ろうと、一枚パシャり。
これだけじゃ、何か寂しい。
そうだつまみをのせてみよう。
冷蔵庫にあった「さけるチーズ」と「からすみ」をのっけてパシャり。
うん、やっぱり写真のセンスがない。
チーズはネギのようだし…
もう写真はほっといて、せっかくつまみを用意したのだから「サングリア」を飲もう。
ワインに沈めた「いちご」も美味しい。
酔っ払っているので、コンビニフォークを使っているのは大目にみてください…
チーズはもちろん、意外と「からすみ」も「サングリア」に合って、試飲のつもりが、結局一人で全部飲んじゃいました。
手前味噌ですが、この出来栄えでよくママが途中で止めれたとなと感心しました。
まとめ
「ハリオ」を使って初めてつくった「サングリア」。
本当は、1日冷蔵庫で冷やした方が、味が馴染んでもっと美味しくなります。
個人的には2日寝かした味の方が、よりまろやかになるので好みです。
しかし、日本では「漬け込む」ことができないので注意してください。
いかがでしたでしょうか。
ワインが苦手という人も「サングリア」だったら美味しくいただけます。
当レシピは、ストレートで飲んでも美味しいですが、「炭酸水」で割ってもOK。
「炭酸水」で割るときは少しシロップを多めにするか、「三ツ矢サイダー」で割ると美味しいですよ。
ワインがあると女性陣のテンションも上がるし、テーブルも華やぐので、次のグルキャンのときにつくってみてはいかがですか?