こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。
以前は使用していたけど、不満があって買い換えたギアをご紹介するシリーズ第一弾。
記念すべき?第一弾は、イワタニの「ビストロの達人Ⅱ」です。
「ビストロの達人Ⅱ」は、手軽にホットプレートのように使え、片付けもプレートを洗うだけ良いという、とても楽チンで使いやすいコンロ。
現在、イワタニのHPでは、「ビストロの達人Ⅱ」のページが削除されていますので、どうやら廃盤になったようです。
その後継というか、似たようなコンセプトで「やきまる」「焼き上手さんα」が現在販売されています。
それでは、なぜイワタニの「ビストロの達人Ⅱ」を買い換てしまったのか、お話させていただきます。
「イワタニ」ビストロの達人Ⅱ
本体サイズ | 幅406×奥行320×高さ187mm プレート内寸法/径26×深さ3cm |
重量 | 約3.4kg |
材質 | プレート::アルミニウム (フッ素加工) ガラスふた: 耐熱強化ガラス ごとく: 耐熱アルミニウム しる受け:鋼板 (内側はフッ素加工) |
最大発熱量 | 2.3kW(2000kcal/h 169g/h) |
連続燃焼時間 | 約120分 |
点火方式 | 圧電点火方式 |
使用ガス | カセットガス |
付属品 | ビストロレシピ (25メニュー収録) |
満足だったところ
- 出してすぐ使える
- 深さもあって使いやすいプレート
- ガラスの蓋で料理しやすいレシピ付き
- 燃料はカセットガス
①出してすぐ使える
「ビストロの達人Ⅱ」は見て分かる通り、プレートがセットされているので、箱から出してすぐ使えます。
通常のコンロでは、別に鍋などを用意しなくてはいけませんが、プレートがセットされているのですぐに使える便利さが魅力。
これは便利。
「フライパン」や「鍋」がなくても、「ビストロの達人Ⅱ」だけあれば料理できますので、ずぼらキャンプもお手の物。
テーブルに「ドン」て置いて、「焼肉・焼きそば・餃子・お好み焼き」なんでもござれ。
この手軽さが「ビストロの達人Ⅱ」の最大の魅力です。
②深さもあって使いやすいプレート
特筆なのが使いやすいプレート。
フッ素コートをしているアルミ素材のプレートなので、熱伝導率もよくお手入れが簡単なのが魅力。
深さも3cmあるので、汁物料理や「すき焼き」もできちゃいます。
キャンプで食べる「すき焼き」は美味しいですよ〜。
紙皿を使えば、食べ終わったらプレート一枚を洗うだけでいいので片付けも楽チン。
しかも、プレートはフッ素コートされているので、油汚れもすぐ落ちる。
もし洗うのが面倒くさければ、ウェットティッシュで拭くだけの「ずぼら撤収」もできちゃいます。
この手軽さは本当に楽チンです。
③ガラスの蓋で料理しやすいレシピ付き
ガラスの蓋が付いているので、火の通り具合がよく分かり、煮込み料理もお手の物。
「ビストロの達人Ⅱ」に付属のレシピ本には、美味しそうな料理がずらっと25種も載っていて、つくる料理に困りません。
付属のレシピ本一押しの「アクアパッツア」は激ウマ。
手軽に美味しい料理が作れるのは嬉しい限り。
④燃料はカセットガス
「ビストロの達人Ⅱ」の燃料は、コンビニでも売っているカセットガス。
万が一ガスが切れても、近くのコンビニに行けば売っているので安心です。
不満だったところ
- 風に弱い
- 火力
- 大きさ
①風に弱い
形状から見ると風に強そうに見えますが、ちょっと強めの風が吹くと火が消えていることがしばしば。
口コミにも「風に強い」という書き込みを見ていたので、それを信じていたのですが…
具体的には、SOTOのシングルバーナーST-310の炎が横に流れて、鍋底に炎がしっかりと当たらないくらいの風が吹くと火がつきません。
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多分、「ビストロの達人Ⅱ」の形状がすり鉢状になっているので、プレートと本体の隙間から入ってくる風が圧縮されて、さらに強い吹き下ろしの風となってバーナー部分に流れ込むので、火が消えてしまうのではないかと思います。
「ビストロの達人Ⅱ」はみんなで箸を伸ばせるようにして使いたいめ、風防を立てて使用したくありません。
基本的に、風が吹いている時は、幕内で使用していました。
②火力
「ビストロの達人Ⅱ」の火力は2000kcal/hです。
普通にプレートとして使用する分には、アルミプレートということもあり特に不満なく使えます。
しかし、プレートを外してコンロとして使うとなると、非常に不満。
コンロとして鍋でお湯を沸かそうとしても、①でもあるように、そよ風程度の風でも炎が安定せずに全然お湯が沸かない。
試しに、同じ状況下でSOTOのST-310でお湯を沸かすとすぐに沸く。
これにはガッカリしました。
無風下でも、火力が弱いのでお湯を沸かすのに時間がかかり、これが非常にストレスでした。
ちなみに「ビストロの達人Ⅱ」の火力は2000kcal/h、「SOTOのST-310」の火力は2500kcal/hですが、数値以上の差を感じました。
③大きさ
縦×横の寸法は、人気の「タフまる」や「マーベラス」と大差ありませんが、高さが約19cmと7cm以上も厚くなります。
薄ければ積載しやすいのですが、厚みがあると積載テトリスの難易度が上がります。
まぁ、オートキャンプなら「ビストロの達人Ⅱ」の使い勝手の良さを考えたら、大きさのデメリットなんて微々たるものですが。
なぜ買い換えた?・何に買い換えた?
なぜ買い換えた?
使い勝手もよく、手入れも楽チンな「ビストロの達人Ⅱ」。
自宅でも使えるし、ホットプレートのように使える手軽さは申し分ない。
しかし、一番不満に思ったのが「火力」。
ホットプレートとして使用している時は火力に不満を感じることはあまりありませんでしたが、とにかく「コンロ」として使用するときに非常にストレスを感じました。
なかなかお湯が沸かず、ライスクッカーで炊飯するときもとにかく時間がかかる。
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基本、ホットプレート専用として使い、コンロ使いをしなければいいのですが、コンロとして使いにくかったこと。
また、風にも弱いので、キャンプで使うときにいちいち風を気にしなければいけないこともあり、買い換えに至りました。
ただし、もしST-310を持っていなければ、こんなもんかと思って今でも使っていたかもしれません。
何に買い換えた?
買い換えたのはイワタニの「マーベラス」です。
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とにかく火力が強いものを中心に選びました。
「マーベラス」は火力も3000kcal/hと申し分なく、火力以上に「デザイン」に惹かれて購入しました。
この「マーベラス」には非常に満足しています。
「ここが不満」という点もなく、アウトドアテイストに溢れていて火力も強いので、今後もずっと使っていくと思います。
今なら、「タフまる」も狙い目ですね。
まとめ
「ビストロの達人Ⅱ」はとても気に入っていたコンロでしたが、「火力」と「風に弱い」ことに不満を感じて買い換えました。
誤解しないでいただきたいのは、ホットプレートして利用する際には、火力に何の不満もありません。
コンロとして利用する時の火力が不満でした。
しかし、もし「火力」と「風に弱い」ことをクリアした「ビストロの達人Ⅲ」が出るようなら、購入を考えるかもしれません。
それほど、「ビストロの達人Ⅱ」は使い勝手が良く、本当にこれ一つで料理ができたので非常に便利でした。
買い換えてしまった「ビストロの達人Ⅱ」ですが、冬のお籠りキャンプなどでは「すき焼き」もできますし、非常に重宝すると思います。
今考えてみても「ビストロの達人Ⅱ」は悪くないアイテムだと思います。
ただ、コンロとしての利用もしたいという私の使い方にあっていなかっただけでした。
もし、自分の用途に合うようなら「ビストロの達人Ⅱ」はいかがですか。
ずぼらキャンプの手軽さにハマってしまうかもしれませんよ。
<今回ご覧いただいた商品>
画像は「アマゾン」「楽天市場」さんからお借りしました。