冬キャンプで一番欲しいもの。
それこそ人それぞれあるだろうが、やはりパッと見で一番インパクトがあり羨ましがれるもの…
そう、それはストーブ!
ストーブには、「薪ストーブ」「石油ストーブ」「ガスストーブ」など色々あり、それこそどれにしようか考えれば考えるほど一長一短あって悩ましい。
しかし上記のストーブには総じて絶対に注意しなければいけない命に関わる重大な危険をはらんでいる。
その危険とは何か?
それは一酸化炭素中毒。
テント内の換気を怠って一酸化炭素中毒で命を落としている人たち毎年がいる。
身に沁みる冬の寒さを癒してくれるストーブの暖かさは何物にも変えがたい有り難みがあるが、その反面扱い方を間違えると命を落とす危険がある。
レジャーとしてキャンプを楽しみたい人にとっては、そんなリスキーなキャンプはお勧めできないし、やりたくもないだろう。
でも冬キャンプもしたいし、みんなが使っているストーブだって使いたい。
でも命をかけてまでやりたくない。
そんな人にお勧めなのが「TENTO暖炉」!
「TENTO暖炉」はバイオエタノールを燃料とするため有害な煙を出さず、ほとんどが二酸化炭素と水に分解。
もちろん二酸化炭素は排出されるので一定時間での換気が推奨されるが、他の一酸化炭素を排出するストーブに比べれば格段に危険度は下がる。
他のストーブと比べて一酸化炭素が出にくく、手軽に使える「TENTO暖炉」は冬キャンプの強い味方!
それでは「TENTO暖炉」のご紹介です。
TENTO暖炉(テント暖炉)
サイズ | W600(取っ手+90)×D200×H500 |
重量 | 約11.5kg |
素材 | 本体部鉄板・バーナー部ステンレス・耐熱塗装 |
燃料 | バイオエタノール(e-NRG(エナジー)http://e-nrg.jp 製または ヒロバゼロ製バイオエタノール燃料を推奨) |
燃焼時間 | 2Lで約3時間 |
その他 | 専用ケース付き(キャンパス地) |
※ガラスなし仕様とガラスあり仕様があります。
特徴
特徴
- 煙突がいらない
- 燃料はバイオエタノール
- 料理には不向き・保温は可
- 暖かい空間
- 選べるガラスの有無
煙突がいらない
煙突がいらないのはとても大きなバンテージ。
薪ストーブの設置で一番面倒臭くて気を使うのが煙突。
幕体に触れればテントが溶けたり焦げちゃうし、耐火措置をしっかりやらないとならない。
また煙突が低かったり薪の燃やし方や風の有無で、煙突から出た火の粉がテントにダメージを与えることもある。
それぐらい煙突って気を使う部分。
これが一切なくなるのは本当に嬉しい!
この煙突が嫌で石油ストーブにしている人も多いと思われる。
設置の手軽さは石油ストーブ並みで、より多くの炎を鑑賞できる「TENTO暖炉」はとてもキャンプ向きのアイテム。
燃料はバイオエタノール
完全燃焼率の高いバイオエタノール。
唯一の弱点はその価格。
推奨のe-NRG(エナジー)http://e-nrg.jpは10L 4400円と灯油の約6倍ほどの価格。
ヒロバ・ゼロもまとめて購入で同等価格。
この価格が難点ですが、命の重さには変えられません。
より安全にキャンプを楽しむためにバイオエタノールの選択は有りです。
料理には不向き・保温は可
「TENTO暖炉」はテント内を暖かくして炎を楽しむためにつくられています。
よって料理をするための高さに調節されていませんので、火力の必要な料理には不向き。
ただし燃料口(炎の出るところ)に直接ゴトクを置けば料理ができなくもなさそうですが、煤で黒くなりそうなので汚れてもいい調理器具が良さそう。
あとは自己責任にはなりますが「グラスウール」を増量し中央を凹まして深い谷を作るような感じにすれば、さらに火力を高めることも可能かも。
また通常でも保温はできますので、ヤカンでお湯を保温したり鍋を温めて煮込んでおくなどには使えます。
暖かい空間
火力は薪ストーブや石油ストーブに負けますが、他のストーブと比べて換気が少なくて済むので幕内は温かくなります。
また暖房効率を上げるために耐熱レンガなどを載せて蓄熱させるなどすればより効果的。
何より揺らめく炎を見ながらボーッと出来る時間は何ものにも変えがたい至福の時間。
大切な人と2人で同じ炎をただじっと見つめているだけで何故か満たされ、そして不思議と共感できてしまうあの感覚がテントの中でも可能になるかもしれません。
選べるガラスの有無
「TENTO暖炉」はガラスの有無を選べます。
炎が横に流れるのが気になる人は両面ガラスを、片側だけ塞ぎたい・背面が欲しい人は片側ガラスにするなど自分の好みで選ぶことができます。
小さい子のいるご家庭や狭いテントでの使用なら、万が一のことを考えて両面ガラスをチョイスした方が無難かもしれませんね。
まとめ
「TENTO暖炉」は煙突のいらないストーブ。
バイオエタノールを仕様するので一酸化炭素中毒の危険性も低く、より安全にキャンプを楽しめる。
難点は燃料のバイオエタノールが灯油の約6倍の単価とコストが高いこと。
でもその分一酸化炭素中毒の危険性が下がり、手間もかからずテント内で揺らめく炎を鑑賞できる手軽さが魅力。
ただ、薪を入れたり工夫する手間がなくなるのでいろいろ手間をかけたい人には不向きかも。
とりあえずリスクの低いテント内ストーブをお探しの方は「TENTO暖炉」はいかかが?
今年の冬は「TENTO暖炉」で引きこもりキャンプを楽しみましょう。
全ての出典画像は「campooparts」さんからお借りしました。