無料キャンプ場が大好きな貧乏人のむひろです。
「黒川キャンプ場」は、静岡市清水森林公園「やすらぎの森」にある、市が運営している無料キャンプ場。
こちらは「無料キャンプ場」となっていますが、管理人さんもいて、施設も整ったキャンプ場です。
高規格キャンプ場とまではいきませんが、下手な有料キャンプ場よりも全然設備が整っています。
場内には清流が走り、普通に一泊3,000円くらい取られてもおかしくないクオリティのキャンプ場が、なんと無料!
しかも、同エリア内の徒歩10分くらいのところに温泉まである。
さらに、食事のできるところも充実。
こんな素敵なキャンプ場を「無料」で運営していることに、静岡市民として誇りに思います。
ただし、良いことだけではなく、デメリットもあります。
それは、予約の取り方が独特なことと、サイトの大きさと、日当たりの悪さ。
サイトの選び方については別記事でまとめていますので、今回はメリットと予約の取り方、日当たりについてです。
「黒川キャンプ場」も大好きなむひろです。 初めて行くキャンプ場の予約を取る時に、まず気になるのが「どのサイトを予約するか」ではないでしょうか。 HPの写真だけでは、どのサイトがいいのかなかなか判断でき[…]
それでは「黒川キャンプ場」のご紹介です。
興味のある方は参考にしてみてくださいね。
黒川キャンプ場
(画像:静岡市清水森林公園管理センター)
営業期間 | 通年 |
住所 | 〒424-0413 静岡県静岡市清水区西里1310-1 |
電話 | 054-395-2999(受付9:00〜17:00) |
定休日 | 毎週月曜日(祝祭日の場合はその翌日) 年末年始 (12月29日ー1月5日) |
チェックイン | 11:00〜16:00厳守 15:00を超える場合は要連絡 |
チェックアウト | AM10:00 |
利用料金 | 無料 |
予約 | 利用日の一ヶ月前より、電話または現地受付にて 当日の空きがあれば、当日現地予約&利用も可 |
キャンセル料 | 無。ただし連絡なしのキャンセルは次回予約不可 |
ペット | 不可 |
黒川キャンプ場公式HP | こちらから |
「無料キャンプ場」にもかかわらず、有料キャンプ場顔負けの施設。そして、「黒川キャンプ場」を含めたこの地区一帯が、静岡市清水区森林公園『やすらぎの森』になっていること。
山あり川あり、滝や温泉、展望台と、ハイキングするにはもってこいの環境。
子供達を自然体験をさせるには、絶好の場所。
予約方法が少々手間がかかることと、サイトの大きさと日当たりの悪さ。中でも、サイトの大きさはかなり気をつけないと、持ってきたテントが張れないなんてことにも。
サイトの大きさについては、別記事にて詳しく説明します。
アクセス
「土村キャンプ場」「西里キャンプ適地」を超えて道なりに走っていきます。
やすらぎの森の看板のある交差点を左折したら、あとは道なりに走っていけば到着します。
(画像:GoogleMap)
予約ルール
- 一回予約すると予約した分の利用が終わるまで次の予約はできません
- 一回に予約できるサイト数は「2サイトまで」(但し1家族につき1サイト)
- 連泊数は「最大で3泊まで」です
- 電話予約
- 現地で直接予約
上記2通りの予約方法があります。
予約は利用日一ヶ月前から7日以上前推奨
利用日7日以上前の予約が推奨されているのは、書面でのやり取りを郵送でするからです。
利用日7日を切る場合は、その時の指示に従ってください。
予約手順
管理棟。
- 予約状況表を確認の上、電話で予約
- 電話で予約したら申請書類をHPよりダウンロード
- 申請書類に記入したら返信用の封筒を用意して郵送
- 管理センターから返送された許可書を受け取る
- 利用当日許可書を持って来場
①予約状況表を確認の上、電話もしくは直接現地予約
公式HPの「予約状況表」を見て、「森林公園管理センター」へ予約の電話をかける。
「森林公園管理センター」の電話番号は、054-395ー2999
直接現地予約の場合は、現地にて「申請書に記入」すると、その場で「許可書」をもらえます。
手順の②〜④を一気にやってしまうので、あとは当日許可書を持ってくるだけになります。
②電話で予約したら申請書類をHPよりダウンロード
電話で予約したら公式HPの「申請書について」から、申請書をダウンロードして記入します。
申請書は「PDF形式」と「ワード形式」の2種類があるので、好きな方をダウンロードしてください。
申請書のダウンロードのできない方は、下記の内容を紙に書いて申請します。
仮申請書
・住 所
・氏 名
・電話番号
・利用期間
・テントサイト番号
・整理番号
・利用者の内訳
|
③申請書類に記入したら返信用の封筒を用意して郵送
申請書と一緒に、必ず返信用の封筒にも切手を貼って同封し、郵送します。
④管理センターから返送された許可書を受け取る
許可書が返送されたら、無くさないように保管してください。
⑤利用当日許可書を持って来場
利用当日は、許可書を忘れずにご持参ください。
また、チェックインが15:00を過ぎる場合は必ず連絡をすること。
黒川キャンプ場内の雰囲気
ここが黒川キャンプ場入口。
ご覧の通り、キャンプ場のすぐ裏には山があります。
しかも、この山がある方角が南側。
チェックアウトが10:00と早く、しかも春や秋などの朝はなかなか朝日が差し込みません。
また、気温も低いので、結露するとなかなか乾かない。
タオルやストーブなどを用意して、早めの乾燥撤収対策が望ましいです。
炊事棟
洗い場も多く、かまどもあります。
急な雷雨の時には避難できるので安心です。
トイレ
男子トイレは、小便器が4つ、洋式1つ、和式1つです。
女子トイレは、洋式1つ、和式3つです。
残念ながら温水便座ではありません。
管理棟の方にもトイレがありますし、「やませみの湯」まで行けば、できたばかりのウォッシュレット付きのトイレがあります。
Aサイト(炊事棟エリア)
車の乗り入れはできないので、道路に車を横付けして荷物の搬入をします。
荷物搬入後は、駐車場へ速やかに車を移動してください。
入口のトイレ棟近くのエリア。
Aサイト側の河原。こちら側は、流れが速いです。
炊事棟の裏側の、幼稚園のグランドほどある広場。
Aサイト奥のBサイトに近いエリア。
ちょうどテントのところに、もう一つの道路からの入口もあり、荷物の搬入ができます。
Bサイト
Bサイトには、炊事棟もトイレもないので、Aサイトまで歩いてくることになります。
AサイトとBサイトは、川で隔(へだ)てられています。
Aサイト側からBサイトを望む。
Bサイト側の河原。対岸にあるのがAサイト。
Bサイト一番奥より。
Bサイト側は、サイト同士が隣接していないので、サイト面積が大きく感じます。
やすらぎの森の案内
Aサイトにあるつり橋(地図左側黒川キャンプ場下)を渡って、「せせらぎ自然観察園」まで歩いてみました。
画面中央の手すりの付いている階段がつり橋の入り口です。
つり橋から対岸を望む。6月上旬の雰囲気。
こちらの対岸側にも平坦な場所が多いので、こちらをフリーサイトとして利用させてくれると嬉しいのにな。
また、対岸は「蚊」が多いので、虫よけは必須です。
途中に東屋もあります。歩いていてとても気持ちいい。
東屋を超えたところに、ボードウォーク出現。
ボードウォークは歩きやすいですが、まっすぐ行くと緑を感じながら歩ける。
とりあえず、行きはマイナスイオンをたっぷり浴びるためにまっすぐ進む。
途中、滝に行くポイントがあるけど、現在滝には行けないようです。
以前滝に行った時の写真。
マイナスイオンたっぷりで、なかなか良かったのに残念。
子供達が遊べる木製遊具広場。
遊具は少ないので、長時間は遊べないかも。
木製遊具広場の先にある、せせらぎ自然観察園
草木が生い茂ってしまって、ジャングル状態。
夏までには手入れするのかな。
帰りはボードウォークでのんびりと帰ります。
木製遊具広場からキャンプ場まで、歩いて6分ほどかかりました。
他にも展望台もあって、展望台に行くのには徒歩1時間30分ほどかかります。
(画像:静岡市清水森林公園管理センター)
ガッツリ歩きたい人は、展望台を目指すのもいいですね。
やすらぎの森エリアの施設
やませみの湯
キャンプ場から徒歩10分くらいのところに温泉があります。
土日・祝日 午前9時30分から午後7時30分(札止め 午後6時30分)
月曜日 (祝日の場合は翌日)
年末年始 (12/29~1/2)
大人:1日 700円
小人:1日 300円
ぬるめの湯ですが、露天風呂もあり食事処もあってお勧めです。
詳しくはこちら
食事処
森のジェラート屋さん
かわいい白いヤギを飼っています。
食事処「たけのこ」
お蕎麦や天ぷらが美味しいとの評判。
地場産品の販売処「笑味の家」
おでんや、手作りこんにゃくが美味しい。
まとめ
「黒川キャンプ場」は、無料キャンプ場とは思えないほど施設が整っています。
徒歩圏内に、温泉、売店、食事処もあり、食材を忘れてもなんとかなる。
また、周辺は「やすらぎの森」森林公園になっているので、ハイキングや川遊びも楽しめる。
しかも予約は1ヶ月前からなので、夏休みの予約もまだこれから。
大きいテントの人は注意が必要ですが、魅力いっぱいの「黒川キャンプ場」は、とてもお気に入りのキャンプ場です。
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