こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。
ゴールデンウィークに初めてのキャンプ。
でも、『どんな服装で行ったらいいんだろう?』って気になりますよね。
普段のお出かけならまだしも、キャンプ場で泊まりとなると、どんな服装がいいのか迷うところです。
特に子供達の服装も、「長袖は必要?」「半ズボンはダメ?」「夜は寒いの?」「パジャマは必要?」と悩みは尽きません。
そんな悩みをお持ちの方へ、実際に7年前からキャンプへ行っている我が家が、どんな『服装』で過ごしているのか、また、どんなことに気をつけているのかをご紹介させて頂きます。
どんな服装で行ったらいいのかお困りの人は、是非読んでみてください。
基本的なキャンプの服装
キャンプは大自然の中で行いますので、基本的に『汚れ』ます。
さらに、朝晩の寒暖差が大きいので、そのときの適した服装になるよう『重ね着』が基本となります。
- 汚れても大丈夫な服装
- 動きやすい服装
- 重ね着
また、夜寝る時はパジャマではなく、普通の服装で寝ています。
これは、寝袋の耐寒温度は服をしっかり着込んだ状態での数値となっていますので、パジャマですと夜寒くて風邪をひいてしまう可能性があるからです。
そして、上記の「基本的な服装」を踏まえた上で、キャンプの服装で気になるポイントを4つ、ご説明させていただきます。
- おすすめの服装
- 子供の着替えの枚数
- キャンプに向かない服装
- 注意が必要な素材
1. おすすめの服装
- 長袖
- 長ズボン
- フリース
- ウィンドブレーカー(レインジャケット)
- スニーカー + クロックス的なサンダル
転んだ時の『怪我』対策や『虫』対策にもなりますので、長袖・長ズボンが基本です。
フリース素材の上着は暖かく、湿気を逃してくれるので夜寝る時の服装にも適しています。
厚手の綿素材では、汗を吸収して湿ってしまい、寝冷えの原因になることもありますので、「Tシャツ + フリース」の組み合わせがベストです。
特に子供は汗をかきやすいので、気をつけてあげてください。
また、山間部の朝晩は温度が下がったり、風があると体感温度が下がるので、夏でもウィンドブレーカー1着あると安心です。
我が家は、ウィンドブレーカーの代わりにレインジャケットを常備して使用しています。
【レインジャケットの理由】
- 傘をさしたまま撤収作業はできない
- 風雨が強いと傘では役に立たない
- 寒い時は防寒着として使える
山の天気は変わりやすいので、雨具にもなる『レインジャケット』が「ウィンドブレーカー」の代わりになるので便利です。
また、雨に濡れて体温を奪われると風邪を引きやすくなりますので、風邪をひかないようにするためにも揃えておくと良いですよ。
ちなみに、私が使っているのは、モンベルのゴアテックスのレインジャケットですが、キャンプで使うにはさすがにオーバースペックです。
今でしたら、ワークマンのレインジャケットが安くて評判も良く、普段使いもできるので1枚あっても損はないと思います。
我が家の子供用のレインウェアは、リュックを背負えるように「ポンチョ」タイプを買って併用しています。
防寒着として着させる時に、雨も降っていないのに「ポンチョ」はちょと違和感があったので、キャンプでは「ジャケット」タイプの方がおすすめです。
キャンプに履いていく靴は、普段履きなれている靴でOKです。
それにプラスして、クロックスのような「サンダル」があると便利です。
【クロックス的なサンダルの理由】
- 夜トイレに行く時などテントの出入りの時に便利
- 靴が濡れてしまった時の替えになる
- 『つま先』と『かかと』があると川で水遊びする時に安心
意外に『つま先』をぶつけることがあるので、キャンプに持っていく「サンダル」は『つま先』と『かかと』があるものを選んでおくと安心です。
『かかと』があれば、サンダルが脱げて流されることを防いでくれますし、『つま先』が保護されていれば、石につま先をぶつけるなどの不意の怪我を防ぐことができます。
2. 子供の着替えとして持っていく枚数
- Tシャツ…2枚×日数
- ズボン…2枚×日数
- 下着…2枚×日数
1泊2日なら、『2日』でカウントしてください。
夏はさらに+1枚持っていくと安心です。
ズボンなどはデニム系のものより、濡れてもすぐ乾く素材のものがおすすめです。
3. キャンプに向かない服装
- ニット系のもの
- スカート
- 高価な服
ニット系のものは、芝生などの枯葉がつきやすかったり、木の枝などで引っ掛けてダメにしてしまう可能性があります。
スカートなどのヒラヒラしている服も、遊具などに引っかかったり、椅子やコンロなどに引っかけて倒したりして危ないです。
特にレース素材のものはお気をつけください。
そして、とても可愛くてキャンプ場で映えそうな高価な服装も、キャンプには向きません。
せっかくキャンプに来て、いろいろなことに興味津々な子供に対して「服が汚れるからダメ!」って言いたくないですよね。
4. 注意が必要な素材
- ナイロン生地のもの
ナイロン生地のものは『熱』に弱いので、焚き火の火の粉などが付くと穴が空いたり、縮んだりするので注意してください。
焚き火をしたい人は、綿素材の服装ですることをお勧めします。
寒い時期は、ダウンジャケットのなどの上に綿素材の「ヤッケ」や「ポンチョ」を羽織ると安心です。
個人的に、下の「ベルギー軍 テントシェル・ポンチョ』が欲しい!
シートにもなるし、これ着て焚き火してたら、映画のワンシーンに出てくるような、ワイルドで渋い男に見えませんか?(← 他人の目より自己満優先)
「春」「ゴールデンウィーク」のキャンプの服装
「春」や「ゴールデンウィーク」は、1日の寒暖差が激しい季節です。
まずは、訪れるキャンプ地の最低気温をチェックして下さい。
キャンプ場は高地にある事が多いので、表示されている最低気温より3~5℃くらい低いと思って、服装を用意して下さい。
最低気温を「5℃」「10℃」「15℃」に分けて、おすすめの服装を説明させていただきます。
- 最低気温5℃の場合
- 最低気温10℃の場合
- 最低気温15℃の場合
1. 最低気温5℃の服装
凍える寒さです。
ダウンジャケットなど、真冬の服装を用意してください。
- ヒートテックなどの温かいインナー
- 長袖
- ネルシャツ
- フリース
- ダウンジャケット
- マフラー・手袋・カイロ・耳当て・温かい帽子
2. 最低気温10℃の場合
気温が10℃前後になると、空気が冷たく感じて、手を握ると指先も冷たく感じます。
手袋があれば嬉しいかなという感じで、カイロや温かい飲み物の入った容器があれば、取り敢えず握っていたくなる、そんな気温です。
ちなみに、昨年の静岡のゴールデンウィークの気温が、最高25℃・最低13℃前後でした。
キャンプ場の夜が、ちょうど10℃前後だったと思います。
- 長袖Tシャツ
- ネルシャツ
- フリース
- ウィンドブレーカー(レインジャケット)
日中は暑かったのでTシャツ1枚で過ごし、夕方から肌寒くなってきたのでネルシャツを着て、夜は寒かったのでフリースの上にレインジャケットを重ね着しました。
ちなみにママは、夜はダウンジャケットを着ていました。
3. 最低気温15℃の服装
少し肌寒いですが、ダウンジャケットまではいりません。
- Tシャツ
- ネルシャツ
- フリースまたはウィンドブレーカー(レインジャケット)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「春」から「ゴールデンウィーク」にキャンプへ行く服装は、ザックリまとめると以下のようになります。
- 3月…マフラーや手袋なども必要な完全冬装備
- 4月…マフラーや手袋などもあったら嬉しい冬装備
- 5月…ダウンがあったら嬉しい冬前装備
基本的には、訪れるキャンプ地の最低気温を見て判断してください。
そして以下のPOINTをもう一度チェック!
- 汚れても大丈夫な服装
- 動きやすい服装
- 重ね着
- 長袖
- 長ズボン
- フリース
- ウィンドブレーカー(レインジャケット)
- ニット系のもの
- スカート
- 高価な服
- ナイロン生地のもの
これらをしっかりおさえれば、寒くて辛い思いや汚れてもヘコむことなく、楽しくて快適なキャンプを過ごせると思います。
基本は、『暑ければ1枚脱ぎ、寒ければ1枚羽織る』です。
服装に迷ったら、『半袖より長袖、スカートよりズボン、ナイロンより綿、傘よりカッパ』です。
また、訪れる時期やキャンプ場によっても変わりますが、『普段の服装 + 上着1~2枚』をベースに考えてください。
それでは楽しいゴールデンウィークの初キャンプを楽しんできてくださいね (*´∇`)ノ
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以上となります。ご覧いただきありがとうございました。