主に個人的に興味のあるキャンプ道具やキャンプに使えそうなものの紹介。

【ハッカ油スプレーの作り方】キャンプで使える虫除けスプレーは作ると効果的

こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。

 

キャンプを快適に過ごすためには、「虫除け」対策がとても大切です。

「蚊」に刺されるのも嫌ですが、「ブヨ」に刺されたらシャレになりません。

地獄のかゆみと腫れが1週間続きます

特に、キャンプが終わった後も「ブヨ」のかゆみと腫れに苦しむ子供の姿を見るのは本当に辛いです。

そんな苦い経験から、我が家がたどり着いた「虫除け」対策の内の1つが、『ハッカ油スプレー』です。

『ハッカ油スプレー』にしてからは「ブヨ」に刺されることもなく、「蚊」にもほとんど刺されなくなったので、その作り方と使い方を紹介させていただきます。

ハッカ油とは

シソ科ハッカ属です。ペパーミント油とも言います。

メントールの、あの「スースー」した清涼感の原料が「ハッカ油」です。

 

9つの効能
  • 清涼感
  • リラックス効果
  • 防虫効果
  • 防臭効果
  • 殺菌効果
  • 毛穴引き締め効果
  • 炎症沈静効果
  • 鼻づまり解消効果
  • 健胃薬効果

天然成分なのに、これだけの効能があります。

「虫除け」以外でも使える万能性は、非常にお得感もありますね。

しかも、副作用的なものはほとんどないという超優秀ぶり!

ただし、注意事項として押さえておきたいことがあります。

 

注意事項
  • 猫はNG
  • 肌の弱い人への使用

 

『猫』は「ハッカ」の匂いを嫌いますので、『猫』を飼っているお家の人の使用は控えたほうがよさそうです。

『犬』も「ハッカ」の匂いを嫌う子がいるようなので、お気をつけください。

我が家の『らるく(犬)』はこの匂いが平気なので、外に連れて行く時は「ダニ」除けにシュッシュしてから連れて行きます。

また、メントール系に敏感な肌の人は、使用する容量に気をつけて下さい。

 

ハッカ油スプレーの材料&分量

『ハッカ油スプレー」を作るのに必要な材料は4つ

  • ハッカ油
  • 無水(消毒用)エタノール
  • 精製水
  • 100均のスプレーボトル

この4つです。

全てドラッグストアで購入できますが、スプレーボトルは100均で購入すると安いです。

 

【ハッカ油】

 

【無水(消毒用)エタノール】

エタノールは「無水」でも「消毒用」でも、どちらでも大丈夫です。

 

【精製水】

水道水でも大丈夫のようですが、カルキがハッカ油と混じって成分を弱めてしまいそうな気がするので、念のため精製水を使っています。

 

【100均スプレーボトル】

100均のスプレーボトルですが、注意事項があります。

「ハッカ油」は、『ポリスチレン(PS)』と『スチロール樹脂』を溶かしてしまうので、『ポリスチレン(PS)』と『スチロール樹脂』以外の容器を用意してください。

購入するときには、ここをよく見て『ポリスチレン(PS)』や『スチロール樹脂』と書いてあるのは購入しないでください。

よくわからなければ、『ガラス製』のものなら大丈夫なので、ガラス製のものを購入してください。

 

ハッカ油スプレー100mlの分量

  • 無水エタノール … 10ml
  • ハッカ油 … 30滴
  • 精製水 … 90ml

量を変えて作る時は、「ハッカ油」と「精製水」の比率を増減してください。

「ハッカ油」の量を増やしても、「無水(消毒用)エタノール」は10ml のままで大丈夫です。

「虫除け」に使う『ハッカ油』の適正量は、「20滴〜60滴」とされています。

 

むひろ家では、「虫除け」以外の用途にも使っているので「40滴」で作っています。

何度か使ってみて、お好みの分量を見つけてください。

ちなみに、60滴まで増やせば「ゴキブリ」も撃退できますが、肌への刺激も強くなりますのでご注意ください。

 

ハッカ油スプレーの作り方の手順

1. 無水エタノールを10ml入れる

2. ハッカ油を入れる

3. 振って混ぜる

4. 精製水を入れて混ぜる

家族で使うので、今回200mlで作りました。

分量は単純に倍で入れています。

注意

『ハッカ油スプレー』を作る時は、必ず最後に『精製水』を入れてください。

先に『精製水』を入れてしまうと、『ハッカ油』と『精製水』は「水」と「油」なので分離して混ざりまりません

 

1. 無水(消毒用)エタノールを10ml入れる

「消毒用のエタノール」のキャップ一杯がちょうど5ccなので、2杯分入れました。

容器に入れると、小指より少し少なめですので、参考にしてください。

 

ピッタリ10ml じゃなくてもいいので、量はそんなに気にしなくても大丈夫です。

ちなみに、スプーン1杯も5ccくらいです。

 

2. ハッカ油を入れる

今回は200ml 用の容器なので、倍の80滴入れました。

爽やかなハッカの臭いが漂います。

 

3. よく振って混ぜる

蓋をして、左右に7、8回振ります。

全体が白くなればOKです。

 

4. 精製水を入れて混ぜる

「精製水」を入れて、キャップを閉めて軽く振ったら完成です。

 

使い方

『ハッカ油スプレー』が効く害虫は「蚊」や「ブヨ」だけではありません。

【ハッカ油スプレーが効く害虫】

  • ゴキブリ
  • ダニ
  • ハエ
  • ブヨ
  • カメムシ
  • アブ

あの臭い「カメムシ」も寄ってこないので、嬉しいですね。

ただし、1回スプレーしたらずっと効果が持続するわけではありません

 

『ハッカ油スプレー』は、匂いが消えたら効果も切れたサインになるので、こまめにスプレーしてください。

我が家では、テーブルの上に置いておき、時間的に30分〜1時間おきぐらいにスプレーしています。

 

また、暑い夏の日などは時間に関係なく清涼スプレーとして使ったり、日焼けした肌の火照り止めとして使ったりもしていますので、だいたいキャンプ1回につき家族4人で200ml のスプレーボトル1本分を使い切るぐらい使っています。

 

この使用量・方法で、我が家では特に肌トラブルなどもありませんが、スプレーの頻度に関しては各ご家庭にあった回数でご利用ください。

 

まとめ

我が家も当初は「市販の虫除けスプレー」を使用していました。

しかし「市販の虫除けスプレー」は、よく効くものほど子供に有害で、1日の使用回数が決まっています

 

対して『ハッカ油スプレー』は、天然成分の「ハッカ油(ミント)」で作りますので、体に害がほとんどありません。

「虫除け効果」にさほど違いがなければ、子供達には体に優しい『ハッカ油スプレー』を使ってあげたいですよね。

 

我が家では、『ハッカ油スプレー』にしてから、『ブヨ』に刺されていません。

「市販の虫除け」が効がないのではなく、多分、こまめにスプレーしているから刺されていないのだと思います。

『ハッカ油スプレー』は、簡単に作ることができる万能スプレーですので、ちょっとしたDIY感覚で作ってみてはいかがですか。

 

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以上となります。ご覧いただきありがとうございました。

 

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