「リビングシェル」とタープ「エルフィールドシールドヘキサPro(廃盤)」を連結して、自己満足しているむひろです。
リビングシェルに連結できるタープといえば、「コネクトタープヘキサグレー」ですが、少々難点があります。
今回ご紹介する連結方法は、他社製品のヘキサタープ(上下左右対象)も連結することができて、「コネクトタープヘキサグレー」の持つデメリットもありません。
現在むひろが所有しているヘキサタープは、スノーピークの「エルフィールドシールドヘキサPro(廃盤)」と、ドッペルギャンガー(今のDOD)の「クレイジータープ(廃盤)」です。
両方ともしっかりと「リビングシェル」と連結できて、実際使用していますので、その方法をご紹介します。
(スノーピーク公式より) こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 むひろ家ではスノーピークのアメニティドームも所有していましたが、現在はリビングシェル単体で運用しています[…]
なぜリビングシェルとヘキサタープを連結するの?
「リビングシェル」を単独で使用する場合、タープ代わりにフロントパネル(キャノピー)を開いて使用します。
家族4人なら、フロントパネルを開けば最低限リビングを確保するだけのスペースはギリギリできますが、キッチンのことを考えると屋根部分が小さい。
そこでタープを張って、屋根部分のスペースを確保することになるのですが、むひろの持っている「エルフィールドシールドヘキサPro(360×420cm)」と「クレイジータープ(420×420cm)」は、やや小さめのヘキサタープです。
サイズ的には、家族4人で、リビングとして過ごすのならちょうど良い大きさですが、キッチンも入れるとなるとちょっと狭い感じ。
しかし、リビングシェルにこの二つを組み合わせると4人なら必要充分以上のリビング&キッチンスペースをつくることができます。
しかも連結しているので、設営も最小のスペースですみ、急な雨でも道具の移動をしなくてすむので、非常に便利な方法です。
就寝時のメリット
夜寝る時は、盗まれて困るものはリビングシェル内に移動し、それ以外は夜露に濡れないようにタープ下に移動してから、フロントパネル(キャノピー)を閉じて就寝します。
このように、連結するとフロントパネルを閉じても屋根下のスペースが変わらないので、非常に使い勝手が良いのが特徴です。
撤収時のメリット
朝起きたら早めに撤収作業を開始しておくと、片づけがラクですよね。
中でも大物のテントを先に仕舞ってしまえば、撤収作業は終わったも同然。
でも、荷物だけ残してテントを仕舞ってしまうと、なんか夜逃げしてきたような状態になってちょっと見栄えが悪い。
そんな時でも、この連結方法なら、ヘキサタープを残したままリビングシェルを先に撤収できるのがポイントです。
先にリビングシェルを撤収することによって時間的な余裕が生まれ、さらにヘキサタープは残しておけるので、チェックアウト時間まではタープ下で過ごすことができる。
このように、「リビングシェル」と「ヘキサタープ」を連結すると、とてもメリットが多くフレキシブルに対応出来るのが特徴です。
連結するために準備するもの
「リビングシェル」と「ヘキサタープ」を連結するために必要なものがあります。
必要なもの
- 大きいカラビナ×2(開口部5cm以上)
この大きいカラビナ2つを、あらかじめヘキサタープのロープにつけておきます。
大きいカラビナは、ホームセンターで1つ800円くらいで購入しました。
開口部が5cm以上ないと、「リビングシェル」のポールをはめることができないので注意してください。
実際に測れない場合は、全長が14cm以上のカラビナだったら大丈夫だと思います。
カラビナに付いている黒いクッション材は、写真のようにポールが当たる部分に移動しておきます。
リビングシェルとヘキサタープの連結手順
連結手順
- リビングシェルを設営する
- ヘキサタープをカラビナでリビングシェルに連結する
- ヘキサタープを設営する
それぞれ手順を追ってみていきます。
1.リビングシェルの設営
ヘキサタープを連結することを考えて、サイトの形状を見ながら「リビングシェル」の前方にスペースができるように設営してください。
2.ヘキサタープをカラビナでリビングシェルに連結する
ヘキサタープをリビングシェルにかぶせて、後方の「Cフレーム」に引っ掛けます。
なるべくフレームの交差している「Oリング」付近になるように引っ掛けると、強度が出て良いと思います。
この段階で、「赤い部分」のヘキサタープの裾が左右から引っ張られて「ピン」と張るようにしてください。
3.ヘキサタープを設営する
1人でやるときは、ヘキサタープの反対側のロープを地面に仮止めしてからメインポールの位置を決めると、ズレが少なく設営することができます。
「エルフィールドシールドヘキサPro(360Cm)」なら、目安として、リビングシェルを真正面から見て「Aフレーム」と「Cフレーム」の間にヘキサタープのメインポールの足が入っていれば、中心はそれほどズレないと思います。
「エルフィールドシールドヘキサPro」のスノーピークのマークと、「リビングシェル」のフロントパネルを留めてある中央の黒いループが両者の中心になります。
ちょうどピッタリ合っていますが、少し光が漏れているので、左右のカラビナのガイロープをこの後もう少し締めました。
ちなみに「クレイジータープ(420cm)」なら、真正面から見て「Cフレーム」線上か、やや外側にメインポールの足があれば、中心はそれほどズレないと思います。
撤収手順
撤収手順
- リビングシェルの荷物をタープ下に移動する
- リビングシェルに接続しているカラビナを外す
- 外したロープを地面にペグで固定して、ヘキサタープ単体で利用できるようにする
- リビングシェルを撤収する
- ヘキサタープ単体で過ごす
- 時間になったら、ヘキサタープを撤収して終了
雨天の撤収時も「ヘキサタープ」があるので、荷物を一時避難できるスペースがあり、撤収がやりやすくなるメリットもあります。
コネクトタープヘキサグレーのデメリット
「コネクトタープヘキサグレー」のデメリットはズバリ、サイド入り口付近のガイロープが邪魔なことです。
これがあると、特に夜間時「ガイロープに足を引っ掛ける」危険性があります。
基本的に入り口付近のガイロープはご法度なので、できるだけ入り口付近のガイロープは避けたい。
この点が「コネクトタープヘキサグレー」の最大のデメリットです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「リビングシェル」と「ヘキサタープ」を連結すると、非常にメリットが多いことがお分かりいただけたかと思います。
設営も慣れれば難しくないので、それほど時間もかからず設営することができると思います。
このメリットの多い連結方法は、他社のヘキサタープ(上下左右対象)でも連結できますので、是非一度お試しください。
一緒に「連結」する喜びを堪能しませんか(^-^*)/
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以上となります。ご覧いただきありがとうございました。