こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。
「寝袋が入らないっ!!」って、毎回悪戦苦闘している方はいませんか?
本当は袋に入れて元に戻したいのに、元に戻ってくれない…
「そもそもこんな小さい袋に入るわけないじゃん!」とキレても、はみ出している寝袋を見て途方に暮れてしまう…
何度入れても入らないから、袋からはみ出したままにしている人も。
そんなの悲しいですよね。
もっと綺麗にスッポリと元の袋に入ってもらったら嬉しいですよね。
お気づきかもしれませんが、寝袋が元の袋に入らない原因はそのたたみ方にあるんです。
寝袋を元の袋に入れるためには、気をつけるポイントが3つあります。
その3つのポイントを押さえてたためば、女性の方でも綺麗にスッポリと元の袋に入れることができます。
毎回寝袋のたたみ方で悪戦苦闘しているあなたに、
寝袋が綺麗にスッポリと袋に入ってしまう3つのポイントを、ご紹介させていただきます。
寝袋について
寝袋には「化繊」と「ダウン」の2種類があります。
「化繊」の寝袋は、安価で洗濯機で洗うこともできるので非常に使いやすいのですが、「かさばる・重い」というデメリットがあります。
「ダウン」の寝袋は、高価でメンテナスが大変ですが、「コンパクト・軽い」というメリットがあります。
ファミリーキャンプでは、扱いやすい「化繊」の寝袋を利用している方が多いのですが、「化繊」の方がたたみ辛いです。
「化繊」と「ダウン」では、寝袋のたたみ方・入れ方のポイントが違いますが、両方とも「ポイントの数は3つ」になりますので、それぞれ説明させていただきます。
『化繊』の寝袋のたたみ方3つのポイント
「化繊」のタイプの寝袋はかさばる分、特に女性にはたたみ辛いと思います。
しかし、今から紹介する1〜5の手順と3つのポイントを押さえてたためば、非力な女性でも上手にたためるようになります。
手順
- 寝袋を縦半分に折る
- 上側1/3ほど折り曲げる
- 上側のフードの部分を重ねるように、下側1/4ほど折り曲げる
- 下側から丸めていく
- 袋に入れる
この手順に従ってたたんでいくのですが、最後の手順4と5のところで綺麗にスッポリ入れる3つのポイントがあります。
- 最初に丸めるところを強くしっかりと丸める
- 膝を乗せて押し付けながら丸める
- 最後は股に挟んで袋へ入れる
それでは、むひろが所有している「中華寝袋」を手順に従って収納してみます。
手順1「寝袋を縦半分に折る」
この「中華寝袋」を袋へ収納していきます。
左側にある「-15℃」のタグが本体とフード部の境目になります。
特に難しいことはありません。半分に折る前にチャックは全て閉じておきましょう。
ただし、ダブルファスナーになっているものは、丸めるときに空気を抜けやすくするために、少しチャックを開けておくと丸めやすくなります。
手順2「上側1/3ほど折り曲げる」
きっちり1/3でなくてもいいので、フードの部分が寝袋の半分を超えるように折ると、綺麗に丸めやすくなります。
手順3「上側のフード部分を重ねるように、下側1/4ほど折り曲げる」
本体とフード部との境の「-15℃」のタグのところまで折り返します。
寝袋の下側を、フードの部分に重ねるようにしておくと、丸めるときにフードの部分が外に飛び出ることなく、綺麗に丸めることができます。
手順4「下側から丸めていく」
下側から丸めていくときに、『最初に丸めるところをしっかりと強く丸める』のが最初のポイント。
このポイントはとても大切で、寝袋が綺麗に丸められるかどうかはここで7割決まります。
ここをしっかりとやらないと何度やっても寝袋がうまく丸まりません。
寝袋がうまく丸まらない人は、『最初に丸めるところをしっかりと強く丸める』のところを、最大の力でもっと強く丸めてください。
次に丸めていくときに、2番目のポイント『膝を乗せて押し付けながら丸める』です。
コツとしては、できるだけ固く押し固めるような感覚で少しずつ丸めていって下さい。
どうしても途中で緩んでしまう方は、膝を浮かして丸めないで、膝で押し付けたまま前にスライドするようにして丸めてみてください。
その際、手は寝袋の両サイドをつかみ、大きいドアノブをひねるような感じで、少しずつ膝の動きに合わせて回してください。
イメージ的には、両手で寝袋の広がりを抑えて、膝で丸めていく感じです。
手順5「袋に入れる」
丸め終わったら、3番目のポイント『最後は股で挟んで袋に入れる』です。
丸め終わったら、丸めた寝袋の上に乗って股で挟んでください。
画像からも、袋の入り口に対して小さく丸まってるのがわかると思います。
ポイントは、『上に乗って股で挟む』ことです。
ただ乗るだけですと、寝袋がベチャッと潰れて袋に入れにくくなります。
挟んでいる膝の方から寝袋に袋を1/3〜1/2ほど被せます。
ある程度入ったら寝袋から降りて、手で少しずつ回しながら袋に詰めれば、綺麗にスッポリと入ってくれます。
収納できました。
『ダウン』の寝袋の入れ方3つのポイント
「ダウン」のタイプの寝袋は「化繊」タイプのたたみ方もできますが、すぐに膨らんでやりにくいです。
また綺麗に折りたたんでしまうと、ダウンの偏りができて良くないとのこと。
↑ ↑ ↑
これ知らずに「化繊」の時と同じように、最初の頃は綺麗にたたんでいました。ドンマイ♪ヾ(´ー`*)ノ
「ダウン」タイプのたたみ方は、とにかく袋に「詰め込んでいく」ことがポイントです。
- 隙間がないように下からギュウギュウに詰める
- 回しながら隅へ隅へを意識しながら詰めていく
- シーズンオフは収納袋から出しておく
それでは、むひろの持っている「【モンベル 】U.L.スーパースパイラル ダウンハガー#3」を収納してみます。
ポイント1「隙間がないように下からギュウギュウに詰める」
これを上の収納袋に詰めていきます。
とにかく隙間ができないように、底に押し付けるような感じでギュウギュウに詰めて下さい。
ポイント2「回しながら隅へ隅へを意識しながら詰めていく」
ダウンをしっかり握って「グー」の形で、袋を回しながら隅の空いているスペースに押し込んでいくように詰めて下さい。
感覚としては「グー」で固く押し付けていく感じで。
袋は股で挟むようにすると、詰め込みやすいです。
収納できました。
ポイント3「シーズンオフは収納袋から出しておく」
これ知らない人も多いのではないでしょうか。
長期間使わないときは、圧縮袋から出しておかないと羽毛が潰れてしまうので、保存袋がない人はハンガーにでもかけておきましょう。
また掛けっぱなしにしても中のダウンが偏ってしまうので、定期的にかける場所を動かして下さい。
ちなみに、むひろの持っている「【モンベル 】U.L.スーパースパイラル ダウンハガー#3」には保存袋が付いています。
最初はこの保存袋の意味がわからずに、圧縮袋に入れて放置していました。
ファミリーキャンプを始めてから保存袋の意味を知ったので、それからは圧縮袋に入れずに、いつも保存袋に入れて車の中に放置しています。
それから注意として、「ダウン」をビニール袋に入れるのはダメですよ。
結露が発生してダウンにダメージを与えることがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「化繊」の寝袋の収納で悪戦苦闘している人は、是非一度お試しください。
今までよりはずっと袋に入れやすくなりますよ。
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