主に個人的に興味のあるキャンプ道具やキャンプに使えそうなものの紹介。

ローコットの買い替え|ハイランダーの軽量アルミローコット一択?

(表記のない全ての出典画像:Amazon)

こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。

 

キャンプに来ると「地面が硬くてなかなか寝付けない」「夜何度も目が覚める」「朝起きると体が痛い」「眠った感じがしない」こんな症状で悩んでいる方はいませんか?

むひろもキャンプを始めた当初は、これらの症状に悩まされました。

 

世界一周の旅に出ていた時は、安宿のベニヤ板のベッドは普通で、駅の構内の床で寝たり、パオっぽい建物の中で地面に干し草が敷いてあるだけの上で寝たりと、結構過酷な状況でも寝ていたのに、なぜかキャンプでは熟睡できなかったのです。

熟睡するために、銀マット → インナーマット → サーマレストマットもどき → エアーマット → インフレーターマットと試しましたが、しっくりくるものがありませんでした。

でも、たまたま偶然「コット」で寝てみたら、あらビックリ!

朝までグッスリ熟睡できたではありませんか!

 

というわけで、今回はむひろの使っているおすすめ「コット」のご紹介といきたいところですが、実は「コット」の買い替えを考えています。

今回は、コットを購入した経緯と買い替えの理由含めて、どの「コット」に買い替えるのがいいのか考察してみたいと思います。

 

コットとは

主にキャンプなどの野外活動の就寝時に利用する簡易ベッドのことです。

通常のテント内のでの就寝は、夏は地面からの地熱により暑く、冬は地面からの底冷えで想像以上に冷えてしまいます。

コットを利用することにより、地面からの距離をとることによって、その地熱の暑さや底冷えを抑えることができます。

また、直接地面や床で就寝するのではないので、寝る場所も選ばず、より快適に眠れる利点もあります。

コットはその高さにより、「ハイタイプ」と「ロータイプ」に分けられます。(以下「ハイコット」「ローコット」と表記します)

 

【コットを買った経緯】最初はハイコット

最初に購入したのは、ケシュアの「ハイコット」。

キャンプに来るとママはよく昼寝をするので、ママの昼寝用にアマゾンか楽天のどっちか忘れましたがポイントを使って、安いケシュアの「ハイコット」を1つ購入しました。

(出典:Decathlon)

新しいアイテムの「コット」にもちろん子供達も大喜びで、川に入ってはビショビショのままコットで寝たりと、嬉しそうに使っていました。

その日の夜は湿気が多く風のない熱帯夜で、4人でリビングシェルのインナールームで寝ていると蒸し暑かったので、インナールームから出てコットで涼んでいました。

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すると、いつの間にか寝てしまったらしく、気がついたら朝。

なんと、「コット」で朝までグッスリ眠れてしまったのです!

初めてキャンプで朝までグッスリ眠ることができた瞬間でした。

 

テント内で寝るためにローコットへ

ママが子供たちを連れて実家に帰省するチャンスがあったので、ここぞとばかりにソロキャンへ!

ソロキャンでは、ケシュアのポップアップテントを持っていく予定だったので、それに「ハイコット」を入れて寝るのは高さがないので無理。

ということは、背の低い「ロータイプ」のコットが必要ということで、組み立て式のサーマレストもどきの「中華ローコット」を購入。

早速現地で組み立ててみと…

 

 

見事に腰をやられました。

 

組み立てはそんなに大変ではないのですが、中腰で力を入れながら6本もの足をセットしてしまったので、その体勢が悪かったようです。

ソロキャン後も、2、3日腰が重く、切ない日々を送った苦い思い出があります。

 

その後のキャンプでも、この「中華ローコット」を組み立てるときは、腰に負担がかからないような体勢を心がけてはいますが、やはり「ジワッ」と腰が重くなるのを感じます。

こんな感じでコンパクトになり、軽くて寝心地も悪くなかったので、腰痛持ちではない方や荷物を小さくしたい方にはお勧めできます。

しかし、今回はこのサーマレストもどきの「中華ローコット」を、もっと腰の負担のないものへ買い替えたいと思います。

 

買い替え候補のローコット

買い換えるための条件を次の3つに絞りました。

 

 買い替えの条件 

  1. 組み立て時に腰に負担のかからないもの
  2. 軽量・コンパクトなもの
  3. できるだけ安価なもの

特に1.腰に負担のかからないものは絶対条件です。

シートを引っ張って、足をはめ込むタイプは全て除外になるので、これだけで、ほとんどのコットが候補から外れてしまいます。

で、残りの「軽量・コンパクト」「できるだけ安価なもの」となると、もう選ぶ必要もなくほぼ一つに絞られちゃいます。

 

それは…

 

Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット

 

以上。

 

 

 

いや、待った。

 

それだと、ブログ的にあれなので、3つの条件を満たしていなくても、個人的に欲しい「ヘリノックス」と「スノーピーク」のコットも紹介したいと思います。

 

Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット

  • サイズ:長さ 約188cm×幅 約68cm×高さ 約16cm
  • 収納サイズ:直径 約14cm×長さ 約55cm
  • 重さ:約2kg
  • ポール素材:アルミニウム
  • 生地素材:ポリエステル
  • 耐荷重:80kg
  • 価格:9,980円(2019.2.20現在)

大本命の『Hilander(ハイランダー) 軽量アルミローコット』。

ヘリノックスのパクリで、組み立て簡単でコンパクト。

お値段はもう少し安いと嬉しいが、この性能なら仕方のないところ。

ナチュラムの口コミ平均は3.4点。楽天は4.17点

好意的なものが多いですが、シートのへたりと耐久性で評価を下げているようです。

シートのへたりに関しては、マットを一枚敷けば解決できそうですが、耐久性は個体差もありそうです。

以下口コミの抜粋です。

ツーリングキャンプ用にコットを探してました。
沢山検索して、Hilanderに決めました。
届いて、組み立てた感想は、まず、収納状態がコンパクト、幅が55cmで、バイクに乗せても、張り出さない。
他のコットは、脚部の本数が4~5本と多く組み立てや解体時に時間がかかる。
Hilanderの脚部は3本で、ハンドルを握って軽く固定出来ました。
生地の両側のフレームポールも、他社製品とは、比べ物にならないくらい太いですね。
実際に寝てみると、体重70kg 身長168cmですが、腰の部分に脚部が来るので、沈み込みも多く無く、ベットに寝ている感じで、凄く満足しています。寝た状態で、真ん中の脚部と生地との隙間は、2cm程空きます。
今度、キャンプに行って、2泊するので、感想を追加したいと思います。

コストパフォーマンス良し、コットワンタイプなので組み立ても簡単。 耐荷重80kgってのと、カラビナフックの使い方が微妙に気になるところ… 寝心地は悪く無い、ダンロップのインフレーターマット一枚敷くと格段に良くなった。 足裏の処理が甘いので、シャープエッジは面取りしておくべき。 コットワンの1/3以下の価格で、2/3以上の性能が出てると思うので満足。

メインポールに噛ませる部分が割れてしまいました。 まだ3回目の使用だったのに・・・ 体重65キロなのでそれほど負荷はかかってなかったと思います。 ハズレに当たってしまったのか元々こんな物なのかは分かりませんが それまでの使い心地は悪くなかっただけに残念です。

家に届いて試しに1日使用してみましたが、お尻のシート部分のみへたってしまいました。 へたると脚のフレームにお尻が当たってあまり良くありません。 (体重58kg) コットは初めて購入したので、これが普通なのかもしれません。 せっかく買ったので、壊れるまで使ってみようと思います。

レバーを握って取り付けるので、腰への負担が激減されます。

足の数も3本と少ないのも、組み立ての作業が少なくて嬉しいポイント。

ただし、足の数が少ないことでシートの耐久面に影響が出ているようです。

収納するとコンパクトになるので、持ち運びに困りません。

 

ヘリノックス コットワンコンバーチブル

 

  • 重量:2190g(2320g) ※()内はスタッフバッグ込みの重量です。
  • サイズ:680×1900×160mm
  • 収納サイズ:160×160×540mm
  • 耐荷重(静荷重):145kg
  • 価格:38,340円(2019.2.20現在)

憧れの「コット」。

組み立て方法などは「ハイランダー」の「軽量アルミローコット」とほぼ同じ。

これが買えれば、何も言うことがないのですが、値段が4倍と段違いに高い。

その分、生地もしっかりしておりテンションも抜群で、アマゾンの口コミ評価も4.3と星1,星2が無い高評価

しかし、家ではスノコの上にマットレス + 布団で寝ているむひろにとっては、普段の寝床の何倍も高価な「コット」。

こいつを買って、非日常のキャンプでの睡眠を快適にするのなら、その前にまず普段の寝床をグレードアップしたいところ。

 

でも、いつかは欲しいなぁ・・・

 

 

このように別売りの「コットレッグ」を取り付ければ「ハイコット」としても利用することができます。

でも、この足だけで「ハイランダー」のコットが1つ買えちゃいます…

 

スノーピーク(snow peak) コットハイテンション

 

  • 材質:生地/ポリエステル600D・PVC加工、フレーム/アルミアルマイト加工、ステンレス304
  • サイズ:収納時/1250×280×280mm
  • サイズ:使用時/2000×650×300mm
  • 重量:6.0kg
  • 価格:42,660円(2019.2.20)

「軽量・コンパクトなもの」「できるだけ安価なもの」の条件をブッチギリで満たしていないのが、スノーピークのコット。

高さも30cmじゃ、もはや「ローコット」の条件すら満たしていない可能性が・・・

でも、この「コットハイテンション」の寝心地がメチャメチャ良い!

一度このコットのユーザーに寝かせてもらったことがあるのですが、なんて言うのかな。

しっかりしてるけど、包まれる感じがするっていえばいいのかな。

ケシュアのコットも寝心地はいいのですが、スノーピークと比べると「ハリがあるだけ」で包まれる感じがないんですよね。

 

まぁ、値段が7倍も違えば当然ですが・・・

組み立ても簡単にできますので、設置に時間はかかりません。

寝心地最優先で考えるなら、スノーピークの「コットハイテンション」は外せません。

が、庶民には手が出ない一品です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

組み立てるときに、腰に負担のかからないコットの選択肢は少なく、条件を絞ってしまうと「ハイランダー」一択になってしまいました。

「ハイランダー」の「軽量アルミローコット」は、評価も悪くありませんが、製品の耐久性が心配なところ。

値段ももう少し安いと嬉しいのですが、1万円以下ならギリ許容範囲です。

 

もし、キャンプで熟睡できない人は、相性もあるとは思いますが、むひろが熟睡できた「コット寝」を試してみてはいかがでしょうか?

いきなり通販で買うより、アウトドアショップで一度横になってみて、良さそうなら購入することをお勧めします。

もし、熟睡できなかったとしても、ベンチ代わりやお昼寝用、荷物置き場としても使えるので損はないですよ。

ちなみに、これからシーズンに入っていくと品切れもそうですが、キャンプ用品の値段も上がっていくので、欲しいものがある人は今購入したほうがいいですよ。

むひろが買った「中華ローコット」も現在4,800円で売られていますが、シーズンでは6,000円を超えたところまでは記憶しています…

 

それから、

 

 買い替えの条件 

  1. 組み立て時に腰に負担のかからないもの
  2. 軽量・コンパクトなもの
  3. できるだけ安価なもの

 

もし、この条件に見合う「ローコット」をご存知の方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

ローコット購入の参考にさせていただきます!

 

<今回ご紹介した商品>

納期:2019年03月上旬snow peak(スノーピーク) スノーピークコット ハイテンション BD-030ベージュ 一人用(1人用) スノーピークコット ハイテンション アウトドア用寝具 アウトドア フォールディングベッド フォールディングベッド アウトドアギア

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以上となります。ご覧いただきありがとうございました。

 

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