炭の火起こしには、キャプテンスタッグの「大型火消し壷火起こし器セット」を使っているむひろです。
炭の火起こしって面倒くさいですよね。
着火剤と炭とうちわだけで火起こしなんて、はっきり言って素人には無理。
文明の利器「ガスバーナー」を使っても、火がつくまでに最低でも10〜15分はかかる。
文明の利器を使っても時間がかかるのなら、その火起こしをしている時間を自由に使えたら嬉しくありませんか?
実は、あるものを使えば、炭の火起こしは放って置いてもできるんです。
そのあるものとは「火起こし器(チャコールスターター)」。
「火起こし器(チャコールスターター)」を使えば、誰でも簡単に火起こしが可能。
やり方は簡単。
- 火起こし器に炭を入れる
- 着火剤に火をつける
- 火のついた着火剤の上に炭の入った火起こし器を置く
- 20分待ては出来上がり!
たったの3ステップで火起こしできちゃいます。
今回は、小学校2年生の息子(当時)でも火起こしできる「火起こし器(チャコールスターター)」の紹介です。
火起こし器(チャコールスターター)とは
煙突効果を利用して、効率よく火を起こすことができる道具です。
煙突効果って聞き慣れないですよね。
煙突効果とは
煙突効果(えんとつこうか、英: stack effect)とは、煙突の中に外気より高温の空気があるときに、高温の空気は低温の空気より密度が低いため煙突内の空気に浮力が生じる結果、煙突下部の空気取り入れ口から外部の冷たい空気を煙突に引き入れながら暖かい空気が上昇する現象をいう
(引用:Wikipedia)
簡単に言うと、暖かい空気は上昇して煙突の出口(上)から出て行きます。
そのままでは煙突の中に空気がなくなってしまうので、今度は煙突の入り口(下)から新鮮な空気を吸い込みます。
この循環を煙突が勝手にやってくれるので、煙突の中は常に風が下から上に吹いていることになります。
これは、火起こしの時にうちわで扇いでいるのと同じ効果なので、「火起こし器(チャコールスターター)」は何もしなくても火起こしできてしまう便利な道具なのです。
【キャプテンスタッグ】大型火消し壷火起こし器セット
サイズ | 火消しつぼ:215×200×高さ290mm 火起こし器:外径180×高さ200mm |
重量 | 約1.7kg |
材質 | 火消しつぼ本体・ふた:アルスター鋼板 火起こし器:亜鉛めっき鋼板、スタンド・ハンドル・つまみ:鉄(クロムめっき) |
- 特徴1: 簡単に炭火が起こせる火起こし器と簡単に炭の後片付けが出来る火消し壺のセット
- 特徴2: 火消し壺の中に火起こし器が収納できるのでコンパクト
- 特徴3: そのまま保管できるので、再利用も可能
(引用:アマゾン)
なぜ、このキャプテンスタッグの「大型火起こし火消し壷セット」にしたのか、その理由とデメリットを述べます。
火消し壷とセット
私のよく行くキャンプ場は無料の「土村キャンプ場」。
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ここは直火OKなのですが、自然を壊したくないので、基本焚き火台を利用しています。
また、炭を捨てる場所もないので、(直火OKだからといって、炭の放置はいただけません)使った炭は持ち帰ります。
そこで便利なのが火消し壷。
火消し壷がないと、使った炭の持ち帰りができません。
また火消し壷で消した使いかけの炭(消し炭)は、次回でも使えます。
しかも、消し炭は、新しい炭よりも火がつきやすいので、火起こし時間の短縮になります。
火起こし器単独で火起こし可能
このように、火消し壷の蓋を台座にして火起こしをすることができます。
大人数でBBQをしていると、炭の追加をするときがあります。
その時に、火起こし器単独で使えると非常に便利。
コンロで焼きながら火起こしができるので、食事の手を止めることがありません。
1つに収納できる
専用の火消し壷と火起こし器のセットですので、火消し壷にすっぽりと1つに収納できます。
また、蓋は台座を上にかぶせてネジで止めるので、移動中にひっくり返って蓋が外れることがありません。
デメリット
収納が大きい。
いくら火消し壷に入って1つにまとまるとはいえ、円形の物体なので収納スペースをとります。
それが一番のネック。
ただし、この「火消し壷火起こし器セット」に新しい炭をセットして持っていけば、家族1回分のBBQは十分できます。
現地では、セットした炭をそのまま取り出してすぐに火起こしができるので、時短にもなります。
余分な炭を持って行かない分、荷物は少し減るかも。
その他のチャコールスターター
火消し壷の必要のない方は、折りたたみ式のチャコールスターターが便利です。
折りたたみ式は、使わないときはペッチャンコになるので収納も楽々。
折りたたみ式は、各社様々なチャコールスターターが発売されています。
価格に差がありますが、チャコールスターターとしての性能はどれも同じなので、気に入ったものを選ぶといいです。
それでも迷ってしまったら、ちょっと優越感を得たい人はキャンパー御用達のユニフレーム、リーズナブルならキャプテンスタッグがオススメ。
【ユニフレーム】チャコスタ
- 【使用時サイズ】約260×290(ハンドル含む)×280(高さ)mm
- 【収納時サイズ】約260×280×50mm
- 【重量】約1.5kg
- 【素材】炉・底網:ステンレス鋼/ハンドル:スチール
「チャコールスターター」といえば「チャコスタ」というくらい有名なユニフレームの「チャコスタ」。
お値段もそこそこするので、キャンプに嵌(はま)ってきた人がこれに買い換えるケースが多い。(← むひろリサーチ)
サイズは、現在、「通常」のものと「ラージ」の2種類がありますが、オススメは「ラージ」。
通常のものですと三角形という形状もあり、一度に起こせる炭の量が若干少ないので、1家族が限度。
1家族でも、ファイアグリル全体に炭が行き渡らないので、綱も鉄板も同時にやるには心許(もと)ない。。
それなら余裕を持って火起こしできる「ラージ」があると安心です。
【キャプテンスタッグ】火起こし器
- 組み立てサイズ: (約)18.5×19×20.5cm
- 収納サイズ: (約)15×20.5×5.5cm
- 重量: (約)1kg
- 材質: 本体/鉄(めっき)、目皿・ハンドル/鉄(クロムメッキ)
折りたたみ式の中では最もリーズナブル。
チャコールスターターとしての性能に差はないので、コスパ重視ならこれ。
サイズも、1家族なら申し分ありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
炭の火起こしは時間がかかる上、初心者の方にはかなりハードルが高い作業です。
実際、炭の火起こしに何時間もかかってしまい、夫婦喧嘩を始めてしまったご家族もいるくらい。
そんな大変な作業が「火起こし器(チャコールスターター)」を使えば、簡単放置で火起こしができます。
実際、我が家の息子は小学校2年生の時から「火起こし器(チャコールスターター)」を使って火起こししてますしね。
小学校低学年でも炭の火起こしができる「火起こし器(チャコールスターター)」は、本当に便利。
まだ持っていない方は、1つあると便利ですよ。
あ、でも、放置できるからといって、火起こししている時は不意の事故を防ぐためにも、目を離さないようにしてくださいね。
<今回ご紹介した商品>
画像は「アマゾン」さんからお借りしました。