キャンプでは、アディロンダックの「キャンパーズチェア」が手放せないむひろです。
キャンプに持っていく椅子って、どんな椅子を持って行きますか?
むひろ家では、現在アディロンダックの「キャンパーズチェア」とフィールドアの「クイックチェア」をメインに使っています。
どちらの椅子も、座り心地が良くて非常に気に入っていますが、その性質は全然違います。
「クイックチェア」は、ロータイプ(低い椅子)ではありますが、その名の通り『素早く行動に移せる椅子』としての性能に優れています。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。
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では、「キャンパーズチェア」はどうなのか?
「キャンパーズチェア」は、車で例えるならクラウンのような高級車。
ゆったりとストレスなく過ごせるその時間は、まさに高級車そのもの。
一度座ったら、その座り心地の良さから他の椅子では満足できない。
まさに一度高級車に乗ってしまうと、安い車に戻れなくなるのと同じような感覚。
そんなお気に入りの「アディロンダック キャンパーズチェア」のご紹介です。
アディロンダックとは
(画像:A&F)
ADIRONDACK (アディロンダック) は一過性の流行に左右されることのないモノ創りと普遍的なデザインや機能を兼ね備えたモノを「着る楽しさ」や「使う喜び」を分かちあうことが出来る「知的自由人」に提案いたします。ギアは創業以来、海外より数多くのアウトドアギアを日本に紹介してきたA&Fが作り出すオリジナル商品です。
1977 年の創業以来、海外の良質なアウトドア用品の輸入販売を行ってきた私たちエイアンドエフ社の赤津孝夫が、日本のお客様にフィットや品質、テイストに本当に満足できる普遍的なアウトドア・トラッド・ウェアやアウトドア・ライフスタイル・ギアを提供したい、という長年の思いから 2006 年に立ち上げたオリジナル・アウトドア・ライフスタイルギア&アパレルブランド。
(引用:A&F)
「アディロンダック」とは、海外のアウトドア商品を販売しているA&Fのオリジナルブランドです。
「A&F」は、長年、海外の品質の高い製品を輸入販売しており、あのおしゃれテント「カーカムス」や「ヒルバーグ」、「ヘリノックス」の代理店にもなっています。
(全ての出典画像:Kirkham's) こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 おしゃれなテントといえば、ノルディスクの「アスガルド」を代表とするワンポールテントが人気で[…]
日本製品では「ゼインアーツ」も取り扱っています。
(全ての出典画像:ゼインアーツ) こんにちは。「アウトドアする人には見えない」と、よく言われるむひろです。 昨年より情報を発信したブランドのゼインアーツ(ZANE ARTS)。 その新しく歩みだした[…]
このようにA&Fの培った「目利き」のフィルターを通して、日本人の好みと品質基準に見合った、アウトドア・アパレル、ギア、を開発・提供いるのが「アディロンダック」です。
「アディロンダック」キャンパーズチェア
(画像:アディロンダック)
「リラックス」を追及したちょっと贅沢なアウトドアアームチェア。考え抜かれたフレーム設計はアルミで軽く、収納もコンパクトになります。しっかりとした剛性感のある座り心地でシートのカラーリングも今までになかった色味です。コストパフォーマンスも品質に対して高い商品です。
(引用:アディロンダック)
サイズ | 使用時:57×68×90cm 折りたたみ時 : 14×14×108cm |
材質 | シート:コットン/ナイロン フレーム:アルミニウム |
重量 | 約2.9kg |
耐荷重 | 約80kg |
付属品 | ナイロン収納ケース |
価格 | 10,260円(税込) |
「キャンパーズチェア」は、座面が『コットン』と『ナイロン』があります。
『コットン』と『ナイロン』の見分け方は、単色が『ナイロン』、2色が『コットン』です。
『コットン』と『ナイロン』の定価は同じですが、実売では単色の『ナイロン』の方が高い傾向にあります。
収納時
重さは2.9kgと、小学校2年生のゆずでも片手で持ち上げられるほどの軽さ。
幅は1.5Lのペットボトルを一回り大きくしたほどですが、高さが108cmと長い。
「キャンパーズチェア」の唯一の不満点がこの仕舞寸法の大きさ。
その分、座った時の背面が長くなるメリットの裏返しなので、仕方のないことですが…
組み立ては簡単で、フレームを対角線上に持って開くだけで、スムーズに椅子になる。
片付けも簡単で、小学校2年生のゆずが一人で椅子をたたんで袋に入れて収納できる。
組み立て・片付けも、袋に入れにくいこともなく、ストレスフリーで簡単に行えます。
お気に入りポイント
- 座り心地が良い
- 比較的値段が安い
- 焚き火に強い
- 座面を取り外して洗濯できる
①座り心地が良い
身長173cmの私が座るとこんな感じ。
やや後ろに傾く姿勢で座ることになります。
座面はコットンなので、優しく包まれるような感覚で、それでいてしっかりと支えてくれる。
座り心地はとても良く、椅子に軽く沈み込むような形で、身体をゆったりと椅子にあずけることができます。
少しずらして座れば頭を背もたれにホールドすることができ、そのまま椅子で寝落ちも可能。
もちろん目覚めた後は、身体が凝っていることもなく、心も身体もスッキリです。
小学校2年生のゆずが座るとこんな感じ。
かかとが浮いてしまい、足を完全に地面につけることはできません。
しかし、「キャンパーズチェア」は剛性も高く、ガタつきもないので、子供が多少乱暴に扱っても後ろにひっくり返るようなこともありません。
安いアウトドア用の椅子ですと、剛性が低く安定感に欠けるので「キャンパーズチェア」なら安心です。
このように、Xフレームで左右のガタつきなどを防ぎ、しっかりと座面を支えています。
実際、安いアウトドアチェアの時は何回か椅子がひっくり返ったり、ひっくり返りそうでヒヤッとしたことがありましたが、「キャンパーズチェア」ではほとんどありません。
②比較的値段が安い
背もたれの長い「ハイバックチェア」は、各メーカーから発売されています。
人気のあるところですと
オガワ「ハイバックチェア」17,000円位
オンウェー「コンフォートチェア」18,000円位
コールマン「コンフォートマスター(R)キャンバススリングチェア 」15,800円位
コールマン「レイチェア」7,000円〜9,000円位
スノーピーク「Take!チェアロング」20,000円位
となっており、
背もたれの長い「ハイバックチェア」は、他の椅子に比べて比較的価格が高い部類です。
その中でも、アディロンダックの「キャンパーズチェア」は、8,000円〜9.000円位とリーズナブル。
とは言っても、椅子に8,000円は高いと思うかもしれませんが、一度座っていただければ、その価値がわかります。
キャンプに行って、長時間とっている姿勢は「座る」と「寝る」です。
せっかくのリフレッシュできるキャンプだから、無理なくリラックスした姿勢で過ごしたいですよね。
木漏れ日の下、時折吹いてくる爽やかなそよ風が気持ち良い。
絶え間なく聞こえる小川のせせらぎが心を落ち着かせて、ついつい夢の中へ。
子供達の楽しそうな声にふと目を覚ました時……
身体がバキバキだったら悲しいですよね。
そんなちょっとした至福の時間も、「キャンパーズチェア」はしっかりとサポートしてくれます。
③焚き火に強い
我が家は、子供たちも含めて焚き火が大好き。
もちろん焚き火をするときは、椅子を焚き火の近くに持っていくので、火の粉が心配。
でも、「キャンパーズチェア」は座面が『コットン』なので、火の粉にも強い。
気がついたら、椅子に穴が空いていたらとっても悲しい。
ちなみに、先日購入した「クイックチェア」はすでに火の粉が飛んで軽く座面が溶けました(泣)
そんな悲しい思いをしないためにも、座面が『コットン』の「キャンパーズチェア」はオススメです。
④座面を取り外して洗える
アディロンダックの「キャンパーズチェア」は、座面を取り外して洗濯することができます。
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これなら、いつも清潔にして長く使うことができますね。
気になる点
- 収納時の長さ
- コットンの扱い
- リラックスキャンパーズチェアの存在
①収納時の長さ
高さが108cmあるので、仕舞寸法が大きいのが唯一の難点。
これだけ長いと「隙間に突っ込む」ことが難しいので、どうしても嵩張(かさば)ります。
ただし、重量が2.9kgと軽いので、高いところでもヒョイと乗せられるのは嬉しいところ。
仕舞寸法が大きいのは残念ですが、その分座り心地が良くなっているので致し方のないところです。
②コットンの取り扱い
「コットン」は『火の粉』には強いですが、『水』に弱いです。
子供たちが川遊びをしてきて、そのまま「キャンパーズチェア」に座っていたら、いつの間にか黒カビが生えてしまっていました。
カビ取りをしたので分かりにくいですが、青丸で囲まれたところに薄く黒しシミがあるのがわかりますか?
子供たちが川遊びをして、繰り返し濡れたまま座らせていた結果です。
夏だからすぐ乾くだろうと、濡れたまま座らせていた私が悪いのですが、カビを発見した時は、購入当初ということもありショックでした。
今では焼肉のタレなどのシミもついてしまっており、全然気にせずに使っていますが、精神衛生上カビの元となる『水分』には気をつけています。
だって、カビの生えた椅子に座りたくないですもんね。
③リラックスキャンパーズチェア
アディロンダックから、「キャンパーズチェア」より、座面が10cmほど低くなった「リラックスキャンパーズチェア」が発売されています。
(画像:アマゾン)
この「リラックスキャンパーズチェア」は、ロースタイルで使えるように座面を低くし、さらに背もたれを寝かせてより「くつろぐ」ことを追求したチェア。
値段は定価10,800円と「キャンパーズチェア」より若干高くなっていますが、より「くつろぎ」や「リラックス」を望む方は、「リラックスキャンパーズチェア」もいいですね。
まとめ
アディロンダックの「キャンパーズチェア」は、座ってよし、寝てよし、くつろいでよし、の理想的な椅子。
108cmと高さがありますが、その分収納するときは幅14cmと片手で掴めるほど細くなります。
重さも、小学校2年生の女の子でも片手で持てるほど軽いので、持ち運びは楽です。
また、キャンプで長い間とっている姿勢は「座る」です。
この座っている時間を大切に使うために、より『リラックス』できる「キャンパーズチェア」は、むひろ家ではなくてはならないアイテムの一つ。
ホームセンターの折りたたみ椅子に不満のある人は、とてもリラックスできるアディロンダックの「キャンパーズチェア」へ、乗り換えてみてはいかがですか。
<今回ご覧いただいた商品>
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